立憲民主党の元豊島区議を政務活動費700万円横領容疑で書類送検 本人は5月に自殺、都連内での事件隠蔽も報じられていた

政治・社会



 所属会派の政務活動費約700万円を着服した業務上横領容疑で、警視庁が立憲民主党会派に所属していた古堺稔人元区議を容疑者死亡のまま書類送検していたことがわかった。
参考:<独自>政務活動費700万円横領容疑、元豊島区議を書類送検 – 産経ニュース

 この事件を巡っては、4月に古堺氏が警察に出頭して取り調べを受けていた。立憲民主党の東京都連内では、記者会見を開いて事件を公表するよう働きかけるものもいたが、ある衆議院議員が「これ以上追及すると、次の選挙で公認しない」と脅し、隠蔽を図ったとする報道もあった。
 古堺氏はこの報道の数日前の5月23日、区議会議長や副議長らとの面談の場に現れず、各所に連絡を取ったところ、警察から自宅で自殺を図ったという情報が入ったという。
参考:政務活動費横領を隠蔽…立憲民主党の議員が「謎の死」を遂げていた | FRIDAYデジタル

発覚から自殺までの経緯を公表せよ

 時期的に見て、参議院選挙への影響を懸念して都連内で隠蔽が行われた可能性が考えられる。いかにもワイドショーが好きそうな事件であるが、この問題はほとんど報道でも取り上げられていなかった。

 立憲民主党は事件の発覚から古堺氏が自殺を図るに至った経緯を調査し、そのすべてを公表するべきだ。事件隠蔽が事実なら国会議員の資質まで問われる事案であり、これに対応せずして与党を追及するのは筋が通らない。

関連:4年以上隠蔽か?立憲民主・西村智奈美議員の政治資金を横領した元職員を在宅起訴、横領発覚は2013年
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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