自民党と参政党に旧統一教会と共通点?ラサール石井の卑怯な陰謀論

政治・社会



 タレントのラサール石井が先月30日、ツイッターで旧統一教会に関する陰謀論を煽るような投稿を行い批判の声が上がっている。

 ラサール石井は自身のツイッターで、旧統一教会と自民党のロゴを並べた拾い画を添付、2枚目と3枚目には旧統一統一教会の文鮮明と韓鶴子の写真に写る鳳凰の飾りと参政党のマークを投稿している。
 自民党と旧統一教会のマークが似ているというネットの陰謀論に加え、参政党のマークにまで無理矢理陰謀論を吹っかける卑怯なやり口だ。


テロを煽る旧統一教会陰謀論

 こういう陰謀論が山上容疑者の犯行動機である可能性があるのに、それをわざわざ煽るような投稿はすべきではない。安倍元総理の死も、旧統一教会に人生を狂わされた被害者もラサール石井からすれば与党批判のネタでしかないのだろう。

 説明するのも馬鹿らしいが、旧統一教会のマークは神を家族が囲むという絵柄であるが、自民党のマークの意味は公式ホームページよると「二人は、親子であり兄弟であり、友人同士、隣人同士であり、日本と隣国であり、日本と世界でもあります。その上に輝く太陽は暖かく平等な愛情を降り注いでいます。」と説明されている。家族・家庭に限定されない自民党のマークと旧統一教会のマークではそもそものコンセプトが異なっている。

 参政党のマークは「鳳凰」をモデルとしているが、これは日本に限らずよく見られるもので、この程度の一致で旧統一教会との関係を疑うのは無理がある。

 落ち目のタレントが政権批判をネタに耳目を集めようとしているのだろうが、クスリとも笑えない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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