また野党の敗北!菅前総理の長男に関連する東北新社の総務省接待問題 東京地検が担当課長を不起訴「十分な証拠がなかった」捜査終結
菅義偉前総理の長男に関連する「東北新社」による総務省幹部接待問題で、東京地検特捜部は12日、検察審査会から不起訴不当と議決された総務省担当課長を再び嫌疑不十分で不起訴とした。これにより一連の捜査は事実上の終結となり、特捜部は「関係証拠を検討した結果、犯罪事実を認めるに足りる十分な証拠がなかった」と説明しているという。
出典:総務省元課長の接待問題 再び不起訴 – 産経ニュース
この問題を巡っては、菅前総理の長男が接待に同席していたなどとして、野党はマスコミの情報をもとに国会で徹底追及していた。接待の事実があった以上は問題なしとはならないが、結果的に全員が不起訴になるような案件で関係者が実名で吊し上げられたことは大問題だろう。
免責特権を悪用し言いたい放題
国会議員は院内での発言について院外で罪に問われないことになっているが、近年はこの免責特権を悪用したと思われる民間人への攻撃が常態化している。
2019年には毎日新聞の事実無根の記事を根拠として国家戦略特区ワーキンググループの原英史座長代理が、立憲民主党の森ゆうこ参議院議員(当時)に犯罪人であるかのように国会でバッシングを受けた。森氏が国会以外でも毎日新聞の記事とともに原氏の住所などが分かる資料をフェイスブックに張り付けたことで、名誉棄損のプライバシーの侵害で訴訟を起こし勝訴しているが、決定的に社会的名誉を棄損された国会での発言については免責特権により原氏は訴訟すら起こすことができない状態だ。
参考:原英史氏、森ゆうこ氏に勝訴!東京地裁、名誉毀損とプライバシー侵害認め賠償命令 – SAKISIRU(サキシル)
安倍総理(当時)が桜を見る会前夜祭を巡る問題で「領収書はネットに上がっている」と当サイトを名指ししない形で言及したが、これに対して今井雅人衆議院議員(当時)が委員会の場で「あれは偽物です」と根拠なく否定し、辻元清美衆議院議員(当時)は「デマとかあるから」と嘲笑する場面があった。これ以降、当サイトはネット上で「領収書偽造」などと中傷を繰り返されたが、結果的に本物と判明しても名誉は回復されていない。
野党議員側は民間人に対して平気で訴訟を起こすのに、自分たちは免責特権で守られ言いたい放題だ。今回の総務省接待問題でも、民間人である菅前総理の長男はマスコミから容姿まで揶揄され、国会では犯罪人であるかのように叩かれ続けた。野党議員にはせめて謝罪するということを覚えてほしい。
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