安倍元総理「原さん良かったですね」森ゆうこ議員に勝訴した原英史さんにメッセージ

政治・社会



 立憲民主党の森裕子参院議員がネット上に、国家戦略特区ワーキンググループ座長代理の原英史氏に関する誤った報道記事や個人宅住所が記載された資料を掲載したことで名誉を傷つけられたとして、原氏が385万円の賠償を求めていた訴訟の判決が18日に東京地裁であった。
 
 判決では森氏による名誉棄損を認め34万円の支払いを命じた。この判決を受け安倍晋三元総理は19日、原氏のSNS投稿を引用する形で「原さん良かったですね。」とメッセージを投稿している。


免責特権を悪用した放言

 原氏が森氏を訴えた裁判は、国会での発言に免責特権があることを悪用するような一般人への名誉棄損が、院外での活動でも行われたケースとして注目された。

森裕子参院議員に賠償命令 特区WG座長代理の名誉毀損―東京地裁:時事ドットコム
 判決などによると、毎日新聞は2019年6月、原氏が規制改革を望む福岡市の学校法人副理事長と会食し、法人側に費用を負担させていたなどと報道した。森議員はフェイスブックの自身のアカウントに、リンク先として同記事のデジタル版や、原氏の自宅住所が記載された一般社団法人の登記情報を投稿した。
 伊藤裁判長は、学校法人側が会食費用を負担したことを裏付ける証拠はないとして「真実の証明がない」と指摘。全国紙の報道であっても、真実と信じる相当の理由があるとは言えないとの考えを示した。また、原氏の住所公開はプライバシー侵害に当たるとした。

 筆者も過去、衆議院の委員会質疑で2度にわたり「偽物を掲載した」などと野党議員から中傷をされたが、院内の発言であったため責任を問うこともできず、道義的な謝罪もない状態となっている。原氏のケースでも院内(委員会)発言の部分は訴訟を提起することもできず名誉は回復されていない。

 原氏を巡る名誉棄損事案では、立憲民主党所属議員の敗訴が続いている。党として正式な謝罪と再発防止策を求める声もあるが、今のところ執行部が対応する動きは見られない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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