模範解答!週刊誌の取材依頼に杉田水脈事務所「御社が統一教会と関係ないと証明できなければ安心して答えるわけにはいかない」

政治・社会



 自民党の杉田水脈総務政務官が就任会見で「過去に多様性を否定したこともなく、ある性的マイノリティの方々を差別したこともない」と発言したことについて女性週刊誌の『女性自身』が取材を申し込んだところ、杉田水脈事務所の担当者が「ちなみに御社は統一教会と関係はないんですか?」と確認を入れていたことが報じられている。

杉田水脈議員「御社が統一教会と関係ない証明は?」問題発言の見解を再確認したら“謎問答”が返ってきた | 女性自身
19日、杉田議員の国会事務所に電話し、担当者に「政務官の就任会見での発言について、いくつか質問したいことがあります」と伝えると、質問票の送信先を聞き終えた後、担当者は突然こう切り出した。

「ちなみに御社は統一教会と関係はないんですか?」
「関係ないと、どうやって証明されますか?」
「『統一教会と関係のあるメディアからは取材を受けるな』と言われているので、こちらも安心して答えるわけにはいかないので。“関係ない”ということを証明していただかないと」

メディアも総点検をするべき

 旧統一教会関連のメディアと知らずに取材を受けた自民党議員が「知らなかったはずはない」と散々と叩かれているのだから、杉田事務所の対応は正しい。大手メディアが旧統一教会との関係を問答無用で批判してきたしっぺ返しと言ったところだろう。

 毎日新聞や中日新聞が旧統一教会系イベントを好意的に繰り返し取り上げていたことが判明しているが、週刊誌などの媒体も旧統一教会系の広告や記事が無かったか過去に渡って調査するべきだ。政治家に対しては容赦なく疑惑の目を向けておいて、いざ自分たちにそれが向けられると"謎解答"などという表現で逃げるのは卑怯だ。

 そもそも女性自身が杉田氏の過去の発言をどうこう言えた立場になく、低俗なゴシップと妄想を生業としている週刊誌が正義ぶる姿は滑稽でしかない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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