山口二郎教授が立憲・打越さく良氏に苦言「大臣の信教に関する質問は、信教の自由を理解しない暴言であり、謝罪、撤回すべき」

政治・社会



 政治学者で法政大学教授の山口二郎氏は20日、前日の参議院予算委員会で立憲民主党の打越さく良議員が、山際大志郎経済再生担当大臣に旧統一教会の信徒であるかを確認した質問について「大臣の信教に関する質問は、信教の自由を理解しない暴言であり、謝罪、撤回すべき」とツイッターで苦言を呈した。


支持率急落でも追い込めない野党

 打越氏の質問は信教の自由に反しているとの批判が多方面から出ている。また、打越氏の質問が明らかな準備不足で、そのほとんどが政府側から否定され、追い詰められた結果として信教を確認するという暴挙に出た感が否めず、予算委員会の質問に立つレベルなのか疑問が残る。

 山口教授は、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員の質問作法にも苦言を呈している。

 旧統一教会問題で政権支持率は急落し、この予算委員会で政権を追い詰めるはずの野党が"だらしない"ことに不満を抱いているのは山口教授だけではなさそうだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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