山口二郎教授「れいわの議員はアジ演説と予算委員会質問の区別がついてない。自説開陳はどこか別の所で」大石あきこ議員の質疑を批判
政治・社会
政治学者で法政大学教授の山口二郎氏は19日、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員が予算委員会でパフォーマンスを行うことについて「アジ演説と予算委員会の質問の区別がついていない印象。」「自説開陳はどこか別の所でやっとほしい。」(原文ママ)とツイッターで批判した。
偶々、れいわの議員の質問を見たが、アジ演説と予算委員会の質問の区別がついていない印象。限られた時間で閣僚から言質を引き出すのが質問の目的。自説開陳はどこか別の所でやっとほしい。昔国会でやっていた自由討論を復活させればどうだろう。野党は反対しないよね。
— 山口二郎 (@260yamaguchi) October 18, 2022
国民の生活よりパフォーマンス
大石氏は18日の衆議院予算委員会で政府に対し「やらんかい」など品のない言葉を使いながら自説を展開していた。以前にも岸田総理に対して「犬」「鬼」などパネルを使い中傷するなど、その振る舞いが問題視されてきた。
質疑時間を過ぎてもカメラ目線でNHK視聴者に呼び掛けるなど、ルールも守らず下手なパフォーマンスを行い根本巧委員長に質疑を強制終了される場面もあった。本当に国民の生活を憂いているならば、もっと具体的な議論をするはずだが、自分たちの売名しか考えていない。
国会議員の院内の発言は院外で罪に問われない「特権」があるが、それ故に品位をもって振舞うことが求められている。これを逆手にとって相手を中傷したり罵倒するなどあってはならないこと。懲罰委員会が機能することを期待したい。
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