立憲・打越さく良の「旧統一教会の信者か?」国会質問の問題点とポイント 詭弁を弄しても憲法違反の誹りは免れず【マガジン193号】

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 立憲民主党の打越さく良参議院議員が、19日の予算委員会で山際大志郎経済再生担当大臣に、旧統一教会の信者であるかを確認する質問をしたことが問題となっている。

 これを憲法違反とする批判に対して、一部の野党支持者が「問題ない」などと擁護しているが、少なくとも憲法で保障された信教の自由に反する行為であることは間違いない。

 大臣には答弁義務があるからこそ

 まず、最大のポイントは国会質問であったことだ。擁護する声の中には「質問権がある」というものがあるが、この質問権に対して大臣は説明を求められ場合に出席し答弁する義務を負っている。よって、大臣は一定の拘束状態にあり原則的に答弁を迫られている状態にあるので、打越氏の質問は日常で必要最低限の範囲で信教を確認する行為とは異なり「答弁を迫る」という性質を持っている。

 無論、大臣は理由を説明したうえで「お答えを差し控える」との答弁をすることは珍しくないが、これに対して野党は「答弁拒否」として抗議し、時には審議拒否により国会を空転させることもある。大臣が置かれた状態は、信教の自由を侵害されないために回答を拒否するということが通常よりも困難である。いわば、何らかの不利益を突きつけられり答弁せざるを得ない状況にあるということだ。

 また、内心の自由、信教などを沈黙する自由、告白をしない自由などがあるわけだが、これら沈黙が許されにくい状態にあるのが国会における政府側であり、それだけに質問権を行使する側は特段の注意を払って発言をしなければならないのだ。ましてやNHKの中継入りとあっては尚更。

 無論、国会以外の一般社会においても信教を問うことは控えねばならないことであるが、例えば食事や行事の際にやむを得ず確認することはある。それに対して打越氏の国会での質問はそれに当てはまらず、あらゆる質問が政府側から反論を受け窮した状態で放たれた必要のないものであった。

無理筋擁護と立憲の不誠実な対応

 打越氏の今回の質問に対しては、普段は野党に好意的な学者などからも苦言が呈されている。早急に謝罪と撤回をすべき案件であるのだが、一部の無理筋な擁護と立憲民主党幹部の言い訳体質が事態を悪化させている。その中でも最も酷いと思った屁理屈が以下だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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