ツイッターのニュースフィードに朝日新聞系列ばかりが並ぶ原因が暴露され認証バッジ販売疑惑まで浮上

インターネット



 イーロン・マスク氏によるツイッター改革は日本法人もご多分に漏れず、キュレーションチームが全員解雇され、ここ数日はニュースの更新が止まっている。そこで指摘されているのは「改めてみると朝日新聞系列ばかり」ということだ。

 ツイッターがサジェストしてくるニュースが朝日新聞デジタル、テレ朝ニュース、ハフポスト、バズフィードと見事に朝日新聞系列ばかりであることは以前から指摘されてきたが、これがツイッター社のキュレーションチームの人力によって行われていたことが暴露されてしまったのだ。


朝日新聞系列に偏る不自然さ

 一般的には竹内氏の暴露によって明るみに出た形となっているが、このキュレーションシステムは一定の条件を満たしているメディア(おそらくGoogleニュース掲載基準のレベル)や広告を出稿している会社には営業として案内されているようで、昨年に立ち上げられたニュースメディア『SAKISIRU』もキュレーションチームにモーメントを送っていたようだ。

 ここで問題となるのが、担当者がキュレーションするときに政治的な意図をもって世論を誘導していなかったか?という疑念がメディア関係者や一般ユーザーのあいだに生じていることだ。無論、民間企業であるツイッター社が特定の政治勢力や思想に偏ったキュレーションをしたところで何の罪にもならないわけだが、公平性を謳いながら人力で特定の勢力ばかりをピックしていたのなら不誠実だ。

 メディアがキュレーションチームに掲載の依頼をしていたことを暴露した竹内氏によると、ニュースのキュレーションは「モーメント」の掲載基準が適用されているそうだ。(不確実情報です)

追記:正しいリンクは以下のものと思われる
Twitterにおけるキュレーション

 では、キュレーションチームがこの基準に沿っていたかというと極めて疑わしい。メディアが基本的に権力監視の役割があり、左派に傾倒したピックが行われるのは仕方ないのかもしれないが、さすがに「朝日新聞系列」という特定のメディアに特化して偏るのは不自然だ。

人力でのピックは悪くない

 一方で、このキュレーションチームの存在が悪かというと、そういうことでもない。Yahoo!ニュースもトップにピックするのは人力であり、これを完全にAIに任せてしまうのは危険だ。実際にツイッターでは「シェアニュースジャパン」をニュースメディアとしてユーザーにサジェストしていた過去がある。皆さんご存知かと思うが、シェアニュースジャパンは自前のニュースソースを持たず、すべて無断で他社の記事と写真をコピーして構成された悪質デマサイトである。シェア数などの反応だけを見てキュレーションしていた結果だろう。

認証バッジが売られていた

 ツイッターの社員が認証バッジ(公式マーク)を15,000ドルで販売していたという情報も流れていることから、解雇されたとは言え同社社員のモラルに疑義が生じているのは確かだろう。ちなみに認証バッジの販売疑惑については「イーロン・マスクが認めた」と報じているのがEpoch Times(大紀元時報)なので注意した方がいい。また、その記事を拡散してバズっているアカウントの説明を誤読して、調査を求めたアカウントの発言とマスク氏の発言部分を取り違えている人も多い。
参考:Elon Musk Confirms Twitter Employees Sold Verification Badges ‘Behind the Scenes’

 こういった疑惑が生じること自体が異常なことで、解雇されたツイッター社員らの浮世離れしたキラキラツイートの数々を見る限りでは「さもありなん」という感想しかないのだが。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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