元民主党の精神科医「杉田総務政務官は発達関係の問題があるのでは。正論をぶつけても意味ない。政府からお引き取り願うしかない」
政治・社会
元民主党衆議院議員で精神科医の水島広子氏が2日、過去の発言を連日国会で追及される杉田水脈総務政務官について「発達関係の問題がある人なのではないか」「正論をぶつけても、意味がない。政府からお引き取り願うしかないと思います。」とツイッターに投稿、批判を浴びている。
杉田総務政務官については、精神科医として、おそらく正しい評価ができていると思います。ここでお話しするのはいろいろ差し支えると思うので避けますが、発達関係の問題がある人なのではないかと思います。正論をぶつけても、意味がない。政府からお引き取り願うしかないと思います。
— 水島広子 (@MizushimaHiroko) December 2, 2022
同意なき遠隔診断は人権問題
過去にも某精神科医が「ツイッター遠隔診断」を行って問題視されたことがあるが、対象者を直接診ることも同意を得ることもなく、医師が病名や障害をSNSなどに投稿するという人権問題だ。
同意なき遠隔診断そのものが人権上大きな問題のある行為であるが、発達関係の問題があることを「正論をぶつけても、意味がない。」と差別的な見方をして「政府からお引き取り願うしかないと思います。」としている。水島氏の考えでは、発達に問題のある人物は将来的にも政府で働くことができないというのだろうか。
水島氏が衆議院議員であったのは2005年までだが、2009年の民主党政権誕生時には原口一博総務大臣(当時)に請われ総務省顧問に任命されている。こういった経緯から杉田水脈氏の総務政務官就任に思うところがあるのかもしれないが、それを差し引いても許されることではない。
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