なんで捕まらないの?立憲民主党の公選法違反、末松義規議員が氏名入りのぼりを立て自転車で疾走

KSLチャンネル





 どうして立憲民主党はルールが守れないのでしょうか?

 立憲民主党の末松義規衆議院議員が11日、朝の駅頭の様子をツイッターにアップしているんですが、公職選挙法で禁止されているはずの氏名入りのぼりを立て自転車で疾走しています。

 公職選挙法では駅頭や街頭演説で氏名や顔写真が入ったのぼりを掲示することを禁止しています。
 政党幹部などとの2連のぼりに関しては演説会の告知用という扱いで違反にはなりませんが、末松議員のものは単独で「末松義規」と記載されていますので、氏名入りタスキなどと同様に使用することはできません。
 一部では、演説中の氏名入りのぼりは認められると主張するひともいますが、これは不特定多数が往来するような街頭ではなく、開場などを貸し切って行う演説会のみ認められるもので街頭演説は会場としてみなされません。

 なぜ当選7回のベテラン議員がこんなことを堂々とやってしまうかというと、違反であっても検挙されることがないからです。
 違法行為であっても軽微なもので、これを警察が取り締まっても不起訴になる可能性が極めて高く、その場合は警察が政治活動の自由を侵害したということにもなりかねません。
 こういった理屈で氏名入りタスキなども罰せられたという事例がなく、選管が軽く指導する程度が限界となっています。

 とはいえ、些細な交通法規違反であっても切符を切られて罰金を徴収されるわけで、一時停止線で完全停止しなかったなど、ほぼ安全面で問題のない違反でも許してはもらえません。

 そう考えると政治家の違法行為だけが政治活動の自由を盾に見逃されているのは納得できません。
 そもそも、とうひょの呼びかけでない限り公示前の氏名入りタスキやのぼりの掲示は認めてもいいと思うのですが、まずは政治家が現行法を遵守してからでないと法改正も言いだしにくいのではないでしょうか?

皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう