無免許運転の中山真珠県議、思った以上に悪質だった!失効の認識ありながら免許センターまで運転、時系列の説明に矛盾も
無免許で自動車を運転したことが明らかになり、国民民主党に離党届を提出した静岡県の中山真珠県議が8日、記者会見を開き謝罪した。またX(旧ツイッター)にも経緯を説明する投稿を行っている。
このたびの無免許運転報道につきまして pic.twitter.com/grWxHa1h7D
— 中山真珠 | 静岡県議会議員(清水区) (@shinju_nakayama) August 8, 2023
思った以上に悪質だった
中山県議の説明によると、引っ越しをした際に運転免許証の住所変更をしていなかったことから更新通知が届かず5月16日に失効していたという。その後、8月1日に身分証明証として提出した際に失効に気が付いて、その後は公共交通機関を利用していたが4日の予定時間に間に合わないという理由で無免許状態で運転した。その際に信号のない横断歩道での一時停止違反で警察に呼び止められ無免許運転が発覚した。
05月16日 免許失効
08月01日 失効を認識
08月04日 無免許運転
しかし、記者会見では4日に警察に呼び止められるより前の2日に免許センターまで運転したことを問われ「免許の執行から復帰可能期間は運転していいと思った」という説明を行っている。
この説明は、1日に失効に気が付いて公共交通機関を利用していたという説明と矛盾してる。失効を認識した翌日には免許センターまで罪の意識なく自動車を運転しており、その翌々日(4日)には「予定時間に間に合わない」ということで運転をしたという説明には説得力がない。
2日の時点で免許センターまで運転したことが問題ないと思っていたのなら、4日の運転も同じ認識で運転したはずが、この日はそれが違反と知りながら運転してしまったという説明はおかしい。免許センターで運転ができないことを告げられたとしても、運転をしなかった(確認されていない)のが8月3日だけということになる。
失効を認識しても平気で運転を繰り返していた可能性もあり、極めて悪質なケースと言えるだろう。本人が議員辞職を否定しているが、都議選での都民ファースト候補(当時)の問題もあり、ここで潔い対応をしなければ事態は悪化するだけだろう。
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