立憲民主党のポスターを上貼り、都議補選を意識したイタズラか?音喜多議員「これはアグレッシブ過ぎ、やるならきちんと貼ってくれ」

政治・社会

 東京都北区内に掲示された自民党と日本維新の会のポスターの上から、立憲民主党のポスターが上貼りされていることがわかった。26日告示の都議補選(北区)を意識したものと思われる。

 これに対して日本維新の会の音喜多駿参院議員はツイッターで「これはアグレッシブ過ぎ。しかもやるならきちんと貼ってくれ」と苦笑している。


立憲のイメージも下げるイタズラか?

 上貼りされたのは立憲民主党から26日告示の都議補選(北区)に出馬する斎藤りえ氏の2連ポスターと思われる。ポスターは自民党の高木けい衆院議員のポスターと日本維新の会から都議補選に出馬する佐藤こと氏の2連ポスターにまたがる形で貼られている。自民党の高木氏は同じく都議補選に出馬する山田加奈子氏を応援している。都議補選に出馬する4名のうち3名が絡むことから、補選を意識したイタズラと思われる。

 イタズラをされた佐藤こと氏は「候補者の印象も悪くなるし貼ってない方がマシな気が」として立憲側のイメージも悪くなっていることを指摘している。

 状態からしてポスターはどこか別の場所から剥がされ、この場所にイタズラで貼られたようだ。政治活動用のポスターを無断で剥がす行為は器物損壊罪であり、わざわざ立憲民主党支持者がこのようなことをするとは思えない。
 立憲民主党に関しては実際に他の場所で、無断でポスターを掲示したり上貼りするトラブルは確認されているが、今回のケースは誰も得をしない犯行で不可解だ。法律上はポスターの所有者である立憲関係者が回収に向かわないといけないので、立憲の斎藤りえ氏側もある意味で被害者と言えるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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