山尾志桜里議員が立憲との合流新党を牽制「結集せよ!というのは愚民思想、努力不足を国民に責任転嫁するロジック」

政治・社会

 国民民主党の山尾志桜里衆院議員は20日、立憲民主党との合流新党に参加せず玉木新党に参加する意向を明確にした。そのうえで山尾氏は、理念なき結集を呼び掛ける合流新党に関して「愚民政治だと思う」「政治家自身の努力不足を国民に責任転嫁するロジックだと思う」とけん制するSNS投稿を行った。


どうなる?玉木新党

 山尾氏は玉木代表が解党後に立ち上げる新党に参加する意向を示しているが、国民民主党の大多数が立憲との合流新党に参加し玉木氏側の新党参加は10名程度までに留まりそうだ。
 一方で山尾氏が立憲民主党を離党した議員に接近しているという報道もあり、無所属議員の動向は未知数だ。また、現職議員だけでなく衆院選の予定候補となっている支部長らが玉木氏側に付けば、次期衆院選を挟んで早期に少数政党からの脱却も不可能ではない。

 玉木新党に関しては、これまでの民主党系とは違い保守層からも支持するとの声が早くも上がっているが、拙速な人数集めに終始せず、立憲側との違いを見せることができるかどうかを試されているようだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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