河井案里裁判で明らかになったネット工作「対立候補のネガティブ記事投稿」その仕組みを徹底解説!裁判で名前の上がらなかった〇〇さんも覚悟しておこう【マガジン59号】

KSLマガジン

妻・案里氏を見守る克行氏(筆者撮影)

 昨年7月の参議院選挙広島選挙区での買収事件で公職選挙法違反の罪に問われている河井案里被告の第21回公判が19日、東京地裁で開かれた。

 検察側は案里被告の夫・河井克行被告からパソコンのデータを消去するよう指示を受けたインターネット業者の供述調書を読み上げ、その中で対立候補を貶めるネット記事を投稿するなどのネット工作の実態も生々しく語られた。これまでは噂程度でしか語られていなかったネット工作が裁判で明らかにされ、ここで名前の上がった業者以外にも何らかの形で関与してきた人物らは戦々恐々としていることだろう。
参考:溝手氏の批判ブログに投稿 克行被告、業者に指示 | 中国新聞デジタル
供述調書:ネット業者供述調書<1>克行被告「流出したらまずいもの消したい」 | 中国新聞デジタル
(中国新聞の公開した供述調書では実名は掲載されていません)

 読み上げられた供述調書と関係者の情報から、インターネット業者の実名は知ることができたので、経歴や手法を複数人で調査したところ、裁判では明らかになっていないネット工作疑惑のあるサイトなど複数の関係者が浮上している。

調査結果➀手口と業者経歴

 裁判で読み上げられた業者の氏名や、調査の結果で浮上した会社名やサイト名、秘書として仕えた国会議員の名前等を有料記事で公開するような下衆なことはしないが、判明した工作の仕組み等の一部を解説するので、本人も知らないうちにネット工作に加担しないよう、または利用されないよう参考にして欲しい。また、一部ネットで流れている「工作記事(はてなブログ)」は目くらましのフェイクか本体ではない可能性が高いことも詳しく解説する。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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