朝日新聞が品川駅前の混雑を演出する写真掲載?過去には望遠圧縮で商店街にクレームが殺到した例も
朝日新聞デジタルが緊急事態宣言発令後の品川駅前として、8日に掲載した混雑写真が望遠レンズの圧縮効果を利用した演出ではないかという指摘が相次いでいる。指摘に対してカメラマンは「望遠レンズで撮影するのは、通行される方の邪魔にならないように背後が柱の場所まで下がり、離れて撮影するため」と釈明したが、望遠レンズの必要性はないとの声が殺到し炎上している。
望遠レンズで撮影するのは、通行される方の邪魔にならないように背後が柱の場所まで下がり、離れて撮影するためです。当該の場所では、近くに寄って撮影すると歩行の邪魔になるので、ほとんどのカメラマンが望遠で撮影しています。
— 西畑志朗 Shiro Nishihata???? (@NSHT_46) January 8, 2021
圧縮効果を意図したのではないか?
ツイッターでの指摘を見る限りでは、混雑を避けて望遠レンズを使用したという説明には無理があり、圧縮効果での混雑演出の意図が疑われても仕方がない状況だ。
もう手口バレてますよ。pic.twitter.com/XxiLz2h0Ew
— コロ介 (@korosukebenary) January 8, 2021
ワロタ pic.twitter.com/8jsojFL7p4
— 星野ケニア???????? (@kerokerotei) January 8, 2021
地元商店街にクレームが殺到したことも
朝日新聞の混雑写真とは別の事例だが、こういった圧縮効果を使った写真の影響で、地元商店街にクレームが殺到した事例があるという。
マスコミさんが撮影した望遠レンズの圧縮効果による密写真のせいで、武蔵小山も戸越銀座も商店街に大量のクレームが入りました。中には「殺人商店街」というクレームも。
— 松本ときひろ 弁護士 品川区議会議員 (@matsumoto_toki) January 8, 2021
マスコミはこういうことを想定もせず、ひたすらパニックを煽ることで部数を増やそうとしているのだ。遠くの被写体を撮影するための望遠レンズで手前の通行人を画角に入れて撮影すれば、事実とは異なる距離感となることはカメラマンなら理解しているはずだ。芸術としての写真なら有効な手段であるが、報道写真でこれはありえない。
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