自粛警察24時!毎日新聞「自民党の会派20人が会食」→外食をやめ議員控室で昼食の弁当を食べた罪
マスコミ・報道
感染が拡大する栃木県宇都宮市で、自民党会派の市議20人が会食を行ったことを毎日新聞が報じている。自民党会派会長によると、緊急事態宣言より前の5日に会派方針を話し合い、議員控室での昼食に1000円の仕出し弁当を食べたという。
感染拡大の宇都宮で市議20人が会食 「危機感ない」自民関係者も批判 – 毎日新聞
同会派会長の小林紀夫市議は毎日新聞の取材に「会議も昼食も、距離を取るなど対策は取っていた。例年この日は外で昼食を取っていた。午後まで会議があり、外食がはばかられたので弁当にした。大人数が集まって打ち合わせをしたことは事実なので、今後はリモート会議などを導入してきたい」と説明。会食に参加した熊本議長は「市役所職員や一般企業の社員も職場で昼食を取っている。『職場もダメ』となると、食べる場所がなくなってしまう。みんな気をつけていると思うが、『今まで以上に注意してほしい』と呼びかける」と話した。
市議はどこで食事すればいいのか?
微妙な案件だ。大人数の会合は避けるべきだが、年初に会派方針を話し合うのに20名でのリモート会議をするのも難しい。また、毎日新聞は「会食」と批判しているが、職場である議員控室で間隔をとって感染対策しながら弁当を食べることまで批判するのは行き過ぎではないだろうか。議長も「職場もダメとなると、食べる場所がなくなってしまう」とコメントしているが、これが現実的な見方だろう。
一方で、会議の欠席者1名と出席者1名が前後して感染が判明していることから、感染対策の不備はなかったのか疑問視されるのは仕方がないだろう。それでも、これは会議の方法や昼食を分散して取るべきだったという指摘にとどめる事案であり、これを「会食」とするのは無理がある。某立憲の某柚木議員のように同僚議員のお悔み投稿に5人以上の外食現場での写真を投稿する不謹慎事案とは状況が異なる。
議会内の控室で弁当を食べることまで指摘されたら、20名の会派では何も活動できなくなってしまう。
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