【動画】官僚の人権とは?立憲・杉尾秀哉議員が羽田氏死去を巡り厚労官僚を罵倒「なんだその態度は!」

政治・社会

 14日に開かれた参議院内閣委員会で、昨年12月27日に新型コロナ肺炎で亡くなった羽田雄一郎参院議員の死去を巡り、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が厚労省審議官個人を激しく罵倒する場面があった。
 罵倒され苦しい表情を見せる度山徹審議官に対して杉尾氏は「なんですかその態度は!」「そんな気持ちわかりますか!貴方に!これ以上は聞きません!もういいです!」と捲し立てた。

緊張感が無いのは立憲民主党では?

 羽田雄一郎氏の死去を巡っては、同じ長野を選挙区で亡くなる数日前に同行していた杉尾氏が感情的になる気持ちは理解出来る。だが、自身の国会議員としての責任には言及せず官僚一人をつかまえて個人的に罵倒するのは筋が違う。官僚の人権を無視した暴挙だ。

 また、立憲民主党で移動前のPCR検査を義務化した際に枝野代表は「ある意味で安心して この週末の滋賀 兵庫そして沖縄とまわらせていただくつもりです」と自信を見せていたが、結果的に羽田氏が感染し亡くなったことに対して、PCR検査を実施して長野と東京を往来していたのかなどは明らかにせず、その後も所属議員は遠方への異動を自粛することなく活動を続けている。

 また、杉尾氏のとなりで官僚を見下したような目をしている同党の塩村あやか参院議員は、羽田氏が亡くなった翌日に笑顔でピースサインをする写真をSNSに投稿しているが、これが許されて官僚の態度が責められる理屈はなにか?


参考:羽田雄一郎氏の死去に立憲議員が不適切投稿「やはりコロナ感染症だったのですね。菅政権はコロナを甘く見すぎ」「笑顔で仕事納め」どら焼き片手にピースサイン

 さらに同党の柚木道義衆院議員は、羽田氏へのお悔みに5人以上の会食現場でピースサインをする写真を添付しているが、これに対しても何らお咎めなしだ。

参考:立憲・柚木道義さん、5人以上の会食現場で笑顔の写真、亡くなった羽田雄一郎氏へのお悔み投稿に添付

 国会議員としての職責を忘れ官僚を罵倒しながら、自分たちは次の選挙で頭が一杯。幹事長の活動自粛要請も無視して選挙に向けた街頭活動を繰り返している。緊張感が無いのは立憲民主党ではないのか?

関連:お悔みピースの立憲・柚木道義さん「フラワーデモ岡山に参加した」東京と岡山を往来しデモ参加を報告
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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