中国外務省、ウイグル女性の性被害証言に「うそつき」→石平氏「嘘つきの常習犯に「ウソ」だと言われても笑うしかない」
政治・社会
中国外務省の汪文斌報道官は23日の会見で、新疆ウイグル自治区の収容施設で性的暴行を受けたと証言したウイグル族の女性を「うそつき」と非難し「米国で(反中)勢力の訓練を受けた後に説明を変えた」「中国を中傷し攻撃するための役者にすぎない」と述べた。
これに対して評論家の石平太郎氏は「嘘つきの常習犯に「ウソ」だと言われても笑うしかない」としたうえで、女性の証言の威力を物語っていると指摘した。
嘘つきの常習犯に「ウソ」だと言われても笑うしかないが、共産党政権はこのウイグル人女性の証言を攻撃の対象にしことは逆に、彼女の決死の証言の威力の大きさを物語っている。この方に敬意を払うと同時に国際社会は決してそれを無駄にしないよう行動してほしい!https://t.co/cEG3hbTvqe @Sankei_news
— 石平太郎 (@liyonyon) February 23, 2021
森氏は叩くが中国は叩かない人たち
今月3日にイギリスのBBCが、ウイグル族の収容施設で警官や警備員らによる組織的な性暴力の証言を報道したことで、イギリスだけでなくアメリカからも中国に対する非難の声が上がった。報道直後に中国外務省は「間違った報道」などと反発していたが、世界中に拡散される不都合な真実に焦っているのだろう。
参考:ウイグル女性、収容所での組織的レイプをBBCに証言 米英は中国を非難 – BBCニュース
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を辞任した森喜朗元総理を叩き続け、沈黙は黙認だと世論を煽っていた人たちは、ウイグル族女性への性暴力から目を逸らし北京冬季オリンピック開催には反対しない。森氏を叩きながら中国を非難しない人たちもウイグル女性の証言を「ウソ」だと思っているのか?
関連:モト冬樹「北京でオリンピック、中国ってウイグル自治区の少数民族の差別問題で女性軽視どころの騒ぎじゃないよな」
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