激甘対応!石垣のりこ議員の国会事務所不正使用問題に福山幹事長「森ゆうこ参院幹事長が話を聞いて注意した」
政治・社会
立憲民主党の福山哲郎幹事長は16日の定例会見で、同党の石垣のりこ参院議員が国会事務所を私的利用した疑惑について問われ、森ゆうこ参議院幹事長が本人から話を聞いて注意したと説明した。党として事実関係すら把握しておらず、身内に甘いとの批判は免れない対応だ。
昨年には厳重注意処分
石垣のりこ参院議員は昨年の8月、安倍晋三総理(当時)が難病を理由に退任を発表したことに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」とツイッターに投稿し厳重注意処分を受けている。
参考:立憲民主党・石垣のりこ議員の激甘処分が決定「口頭厳重注意処分」←つまり処分はしないということですよね?
立憲民主党は、この際にも「身内に甘い」との批判を受けているが、厳重注意処分から一年も経たず次から次へと疑惑が報じられているのに、それより甘い「参院幹事長から注意」では筋が通らない。
また、今回の報道に対して石垣議員の公設秘書や私設秘書がツイッターで恨み節を投稿するなど反省の色は全く感じられない。これが自民党議員の秘書であれば立憲民主党は激しく攻撃したはずだ。所属議員らも本多平直衆院議員の問題発言には多少の批判をしたが、石垣議員の問題に対しては何を恐れているのか無批判で沈黙している。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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