前川喜平さん「立憲民主党代表選。希望の党に属した過去のある候補者は、まず反省の弁を述べ、現在の立ち位置を明らかにすべき」
元文部科学事務次官の前川喜平氏が16日、自身のツイッターで「立憲民主党代表選。希望の党に属した過去のある候補者は、まず反省の弁を述べ、現在の立ち位置を明らかにすべきだと思う。小池百合子には二度と近づかないと約束してほしい。」と注文を付けた。
立憲民主党代表選。希望の党に属した過去のある候補者は、まず反省の弁を述べ、現在の立ち位置を明らかにすべきだと思う。小池百合子には二度と近づかないと約束してほしい。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) November 16, 2021
希望の党合流案は全会一致だった
このツイートは、2017年の旧立憲民主党結党メンバーから新代表を選出したいという前川氏の願望からだろう。また、有力候補としていち早く手を挙げた泉健太衆院議員へのけん制ともとれる。
前川氏はここまで厳しいツイートをする一方で、泉氏と同じく2017年の衆院選は希望の党であった小川淳也氏には甘いようだ。
小川さん、キョンキョンが列に入ったよ!ドラムの響きが聞こえる。 https://t.co/liO2mlmstW
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) May 26, 2020
希望の党の比例枠で復活しながら早々に離党して立憲民主党に接近した小川氏と、旧国民民主党を経て新党としての立憲民主党に参加した人物の違いはあれど、合流新党はそういった経緯をリセットし大きな塊を作るという大義があった。それを今さらになって旧立憲民主党のメンバーを本流として、希望の党から国民民主党を経たメンバーを亜流とするような前川氏の言説は立憲民主党側からしても迷惑でしかないだろう。
また事実関係から言えば、枝野氏らは希望の党に参加しなかったのではなく「できなかった」のである。排除される前には民進党と希望の党の合流案について、希望の党に公認を一任することが両議院総会において全会一致で可決している。あの時点で希望の党への参加意思は全員が持っていたのだ。
衆院選での敗北を受けて、前川氏のような極端で過激な支持者を問題視する意見も散見されるようになった。もう、立憲民主党側からはっきりと「近づかないで」と宣告するべきではないだろうか。
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