立民・菅直人さんが橋下徹さんをとんでもないものに例える「ドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」
政治・社会
立憲民主党の菅直人衆院議員は20日、弁護士で元大阪市長の橋下徹氏の弁舌を批評するツイッター投稿の中で「主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす。」とナチスの独裁者・アドルフ・ヒトラーに例えた。
気に入らないものは何でもナチスに例えて、悲惨な歴史を矮小化する左翼の悪い癖だ。
橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし「維新」という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす。
— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) January 21, 2022
橋下氏を利用する炎上商法
菅氏は維新と闘う立憲有志の会の準備をしていることを19日に明かしている。
「身を切る改革」というスローガンは今も「維新」の売り物だ。無駄を省くことは賛成だが、自治体を統合して集権化すればよくなるとは思えない。
次の総選挙は自民党はもとより、東京に進出を図る維新との戦いだ。立憲民主党は政策的に真正面から維新と戦わない限り東京は維新に席巻されてしまう。— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) January 19, 2022
闘うというよりも、全国的に広がりを見せ躍進する維新との対立構図を作り、その勢いに便乗しようという魂胆が透けて見える。国政維新ではなく橋下徹氏をターゲートにしているということは、メディアへの露出を増やしたいのだろう。橋下氏に喧嘩を売る炎上商法みたいなものだ。
こういう品のない人物が総理だったと思うと、民主党政権はやはり悪夢だった。
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