立憲・泉代表「(旧統一教会被害者救済)協議がまとまらなければ内閣不信任に値」この発言が政治的に危険である理由【マガジン195号】
KSLマガジン
立憲民主党の泉健太代表が、旧統一教会を巡る被害者救済の与野党協議にが決裂した場合に「内閣不信任に値する」と発言したことが物議を醸している。この発言のあった4日の会見でも記者から真意を問う質問が相次ぎ、自民党の茂木敏充幹事長からは発言を撤回を求められる事態となっている。
泉代表はこの発言を撤回する気が無いようだが、協議の途中に内閣不信任案をチラつかせるやり方には多方面から批判の声が上がっている。
とてつもなく悪い手を打っている
泉代表はあくまで内閣不信任案に「値する」という趣旨であって、決裂すれば提出されるという意味ではないことを説明している。しかし、与党側からすれば有無も言わせず野党案を飲むように迫られたという不快感しかないだろう。協議を継続するにあたっての信頼関係にも影響する発言だ。
さらに、この発言をめぐる泉代表の説明が非常に危うく、立憲民主党全体の評価が急降下しかねないことを本人が理解していないようだ。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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