【政治とカネ】立憲・福山哲郎幹事長に違法献金か 複数の企業・団体から政党支部以外の政治団体で受け取る

政治・社会

【政治とカネ】立憲・福山哲郎幹事長に違法献金か 複数の企業・団体から政党支部以外の政治団体で受け取る

 立憲民主党の福山哲郎幹事長の後援会が、複数の企業・団体から「後援会費」として入金を受けていたことが産経新聞の調査で判明した。政治資金規正法では企業・団体は個人や個人の政治団体への献金・寄付が禁止されて入り、政党か政党支部以外へは寄付ができない。

 「福山哲郎後援会」は京都府選挙管理委員会に、収支報告書に加え個別の入金額が分かる金融機関の「払込取扱票」を提出している。後援会の年会費は1口5000円。22~26年の払込取扱票は「後援会費用の振込用紙」と記し「後援会年会費5000円×口数=金額」を明記する形だった。27、28年の払込取扱票は後援会費と個人寄付のいずれかの欄に○を記入する形式だった。

 産経新聞の調べでは、会社名義や店舗名とみられる名前で「後援会年会費」「後援会費」として入金したとする払込取扱票は少なくとも延べ63件で、5000~5万円のものがあった。このほか、名目が書かれていない法人による払込取扱票が20件、31万8000円分あった。
出典:立民・福山幹事長側に違法献金か 企業・団体から後援会費 – 産経ニュース

食い違う証言、献金側「確認されなかった」

 産経新聞によると福山事務所は「法人寄付とする趣旨の場合は(政党の)総支部に対する寄付かを改めて確認した上で総支部の収入とし、収支報告書に記載している」として違法性を否定しているが、産経新聞が献金・寄付を行っていたすべての企業・団体に確認をしてところ複数の団体が「確認されなかった」と証言している。
 福山幹事長は今年の2月にも、政治利用が禁止されている団体へ「組織活動費」として計49万円を支払っていたことが指摘されている。この際に、他の会費名目の授受に認識の誤りがなかったかを精査していなかったという事にもなる。
参考:立民・福山哲郎氏に政治資金問題浮上、不適切との指摘に「問題ない」 過去には自民党議員が指摘され返金

過去にはガールズバーへの支出も

 福山幹事長は過去にガールズバーへ「会合費」として政治資金から支出を行っていたことも問題となっている。政治資金収支報告書によると、問題のガールズバーの他に、元AV女優の夏目ナナが経営するバーにも「会合費」の名目で6万1千円という高額の支払いを行っていたことが判明いている。
立憲民主党・福山哲郎、元AV女優・夏目ナナの経営するバーの代金を政治資金で支出していた!

参考:発覚!立憲民主・福山哲郎が元AV女優・夏目ナナの経営するバーに政治資金を支出!どんな店か調べてみた

 とにかく福山幹事長は政治とカネの問題を指摘されることが多いようだ。与党議員の問題には国会を空転させてまで大騒ぎする立憲民主党が、同党の幹事長の献金問題にどう対応するか?参院選が目前に迫っている状況で、何処まで誠意ある対応ができるかがカギとなるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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