毎日新聞のタイトル詐欺「桜を見る会、入札公告前に委託業者に日程伝え打合せ」→実際は「前年度の改善点聞き取り」
毎日新聞が6日に報じた記事『内閣府、「桜を見る会」入札公告前に委託業者に日程伝え打ち合わせ』はタイトルと記事の中身がまったく一致しないミスリードである。
タイトルでは不正に入札情報が漏洩されたかのような印象を受けるが、これは前年度の契約業者に改善点などの聞き取りを行っただけで、入札に関わる打ち合わせではない。毎日新聞の該当記事にもその記述があるが、タイトルとは大きく乖離した内容だ。
内閣府は打ち合わせについて「現地で具体的に昨年の気付いた点などの話を伺うために開いた」と説明。「(開催スケジュールに関しては)4月の第2、3週に行っている例年の流れを示しただけ。昨年も行っており、入札の公平性に疑義は生じない」と強調した。
一方、ジェ社取締役の中川達司コムサ事業本部COO(最高執行責任者)は毎日新聞の取材に「テントの設営場所や人の流れなどを説明し、改善点を確認した」と話した。スケジュールについては「首相の予定があるので、ある程度のお話をされたのでは」とし、「私どもから内閣府に情報をもらいにいくことは一切ない。適正な手続きを取っている」と入札の公平性を主張した。
出典:内閣府、「桜を見る会」入札公告前に委託業者に日程伝え打ち合わせ – 毎日新聞
タイトルに釣られてヒアリングする野党
普通に記事を読めばタイトル詐欺であることは誰でもわかる。
だが、それでも飛びつくのが無能な野党議員だ。
また新たな問題が。 https://t.co/hx2OpmBBTM
— 宮本徹 (@miyamototooru) January 6, 2020
こうやってマスコミからフェイクニュースを受け取っては、野党合同ヒアリングで理不尽に官僚を責め立てるのが彼らのやり口だ。案の定、7日のヒアリングでドヤ顔で官僚に質問したものの、あっさりと否定され野党議員一同が大恥をかいたが「メモがあるはずだ」と言い出すまでが彼らの様式美だ。
酒田課長 話し合いではありません。気づきをうかがう場で、前年の業者と話し合いをしました。「こうしましょう」という方向性を決める場ではなかったということです。
清水忠史衆院議員(共産) 打ち合わせをしたときのメモが残っているはず。そのメモを提出してほしい。
参考:「打ち合わせではございません。気づきをお聞きしただけ」内閣府、桜を見る会業者面会で – 毎日新聞
これまで何度も誤報に踊らされてきた野党議員で、ひとりでも間違いを詫びた人間がいただろうか。ニューオータニに久兵衛、あれだけ迷惑をかけて凝りもせず、今度はケータリング業者に疑惑をかける。
この人たちの人権意識は一体どうなっているのだろうか?
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