初鹿明博議員が野党会派を離脱→代わりに入会した笠浩史議員→憲法改正、TPP、原発再稼働に賛成!共産党が嫌い!

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初鹿明博議員が野党会派を離脱→代わりに入会した笠浩史議員→憲法改正、TPP、原発再稼働に賛成!共産党が嫌い!

 野党合同会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」は16日、タクシー車内で性的暴行をしたなどとして昨年の12月に強制わいせつ容疑で書類送検され、立憲民主党を離党した初鹿明博衆院議員が野党合同会派を退会し、無所属の笠浩史衆院議員が入会したことを発表した。
出典:初鹿議員が野党会派を退会 強制わいせつの容疑で書類送検、立憲離党 – 毎日新聞

 世間では初鹿氏の脱会が話題となっているが、一部の野党支持者らは笠氏の入会を疑問視している。

 笠氏は2003年に民主党で初当選、2017年の衆院選では希望の党から出馬して6回目の当選を果たした。現在の野党合同会派は立憲の他に国民民主党が中心となっているため、希望の党で当選した議員が多数入会しているが、なぜこの笠氏の会派入りが野党支持者をザワつかせているのか?

政策主張が自民寄り、立憲とは相容れず

 実はこの笠氏、2017年の民進党分裂の直前に「共産党との共闘はありえない」として離党しているのだ。民進党では細野豪志衆院議員に近く、細野氏の民進党離党を追うように前述の理由で自身も離党し希望の党に結党メンバーとして名を連ねた。こういった経緯から自民党入りも噂された人物だ。
 だが、野党支持者が笠氏の野党会派入りを危惧する理由はこれだけではない。笠氏は思想的に「保守」であり、政策主張が自民党に近いのだ。

 まず、笠氏の所属議連が以下、
「日本会議国会議員懇談会」
「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」

※民主党政権時代には大臣政務官でありながら終戦記念日に靖国参拝
「親学推進議員連盟」

 主な政策主張は以下、
「原子力規制委員会の基準で原発再稼働に賛成」
「日本国憲法改正に賛成」
「TPP参加に賛成」

 所属議連と政策主張だけでも立憲民主党を中心にした会派と相容れないのは明らかだが、この他にチャンネル桜社長の水島総氏が監督した「南京の真実」に賛同するなど、保守活動も行っている。

 どう考えても細野氏を追って自民党入りしそうな人物である。野党共同会派には共産党は含まれないが、立憲民主党中心の会派で活動すれば必然的に選挙で共産党の支援を受ける流れになる。そこで「無所属」を貫き共産党の支援を断れるかが見物だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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