共産党町議が河村たかし市長の名古屋弁に「日本語で頼む」方言を差別する投稿
日本共産党の門原武志・東郷町議が2日、河村たかし名古屋市長の名古屋弁によるツイッター投稿を引用し「ホンマ日本語で頼むと言いたくなる」と方言を差別する投稿を行っていることがわかった。
ホンマ日本語で頼むと言いたくなる https://t.co/OFCvQ0khdM
— かどはら武志 (東郷町議 日本共産党 / JCP) (@kadohara) June 2, 2020
河村市長の投稿は音声入力によるもので、普段の話し言葉で表記されていた。共産党の門原氏は愛知県内の町議であるが、大阪府出身である。
名古屋弁は日本語ではないのか?
門原氏の投稿を差別とするか否かは賛否あるかと思われるが、他の投稿を見る限りでは音声入力による不自然な文章よりも名古屋弁を揶揄したものと思われる。
河村市長と親しかったという人が河村市長の対立候補の演説会(2017年4月、名東区役所)で話しておられたのですが、河村さんは普段は標準語を話されるそうで、記者などが来ると名古屋弁で話していたとのことでした。別の人に打ってもらうにしても、このように話せるのでしょう。
— かどはら武志(日本共産党東郷町議) (@kadohara) June 2, 2020
大阪出身で愛知県で町議を務める門原氏にとって、地元の方言に対して「日本語で頼む」と批判したのは致命的な失言だろう。しかし、この門原氏は余り反省をしないタイプのようで、過去にもこんなツイートを行い話題になっている。
公安調査庁がオウム真理教に関する動画を上げている。我が党の動画はつくってくれないのか?
— かどはら武志 (東郷町議 日本共産党 / JCP) (@kadohara) December 19, 2019
また、3日には東京都の新型ウイルス感染者数増加を示す「東京アラート」について小池都知事が会見で説明したことに対して「ラジオで聞いて土産物の名前かと思った」とふざけた投稿を行っている。
東京アラートってラジオで聞いて土産物の名前かと思ったよ。いつの間にそんな造語してたんだよ。普通にいえよ。
— かどはら武志 (東郷町議 日本共産党 / JCP) (@kadohara) June 2, 2020
この門原氏だけではないが、小池書記局長の軽いノリに触発されたようなツイートで奇をてらう地方議員が増えている。与党の発言や投稿内容には厳しい評価をする共産党が、自分たちの投稿に対する指摘には真摯に向き合わないのはダブルスタンダードではないだろうか。
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