アベは辞めろ!と叫んでいた元SEALDsメンバー「安倍さんが辞めただけでは何の意味もない」えっ、そうなの?

マスコミ・報道

 安保法案に反対し国会前で「アベは辞めろ!」と叫んでいた元SEALDsの諏訪原健メンバーが、朝日新聞のインタビュー取材に対して「安倍さんが辞めたというだけでは何の意味もないのかもしれない」と微妙な答えを返している。

「自分と国一体化」は楽だが 野ざらしにされても街頭に:朝日新聞デジタル
 ――諏訪原さんたちが国会前で「安倍はやめろ」と声をからしていた、その安倍政権が終わりました。

 「辞任のニュースを聞いたときは、驚くほどなんの感情もなかったです。首相が代わっても民主主義の手続きを無視する基本的な姿勢は温存されるだろうから」
 「安倍政権は民主国家としての最低限のモラルをことごとく壊した政権でした。憲法解釈の変更で集団的自衛権の限定行使を認めて憲法を事実上骨抜きにしたり、強行採決を繰り返したり、多数派の声だけで決まることのないよう配慮すべき国会が機能せず、民主主義の基盤が失われた。僕たちは短期的には安保法案や安倍政権と対峙(たいじ)したけど、自分の生きる社会をどうしたいのか、権利や尊厳を懸けて闘っていた。だから今回、安倍さんが辞めたというだけでは何の意味もないのかもしれない」

負けを絶対に認めないスタイル

 なんでしょうか?この展開は。
 まるで話の途中で突如連載打ち切りになった「男坂」の最後のページのようだ。

「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠い男坂をよ・・・」

 諏訪原氏とともに活動した奥田愛基くんの名言にも通じるものがある。

 ちなみにこの1年後、消えたのは安倍政権ではなくこの投稿だった。

 あれだけ「アベは辞めろ!」を声が枯れるほどに叫んでいて、安倍政権は戦後最長の政権となり最後は持病の再発により自らの判断で退いた。これはもうSEALDsの「負け」を素直に認めるべきでは?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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