柿沢未途議員がジャパンライフからの献金を釈明「公職選挙法に違反する恐れがある、返金できない」では、議員辞職を
悪質なマルチ商法を展開し破綻した「ジャパンライフ」の元会長らが詐欺容疑で逮捕された。報道を受け、同社から多額の献金を受けていた柿沢未途衆院議員(無所属)は18日にツイッターを更新し、献金について「適正かつ適法に処理された」と説明し、返金や被害者団体への寄付については、解散した政党支部が受けた献金を政治家個人として寄付することが公職選挙法に違反するとの選挙管理委員会の見解を理由に否定した。
【ジャパンライフ株式会社(東京、破産手続中)からの過去の政治献金について】
今回新たに強制捜査を受けたジャパンライフ株式会社からは、私がかつて総支部長を務めていた「みんなの党東京都第15総支部」に対し、父の代からのご縁もあって、適正かつ適法に処理された政治献金を頂いておりました。— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) September 18, 2020
家宅捜索等が行なわれた当初より、専門家の助言を頂きながら、破産管財人にもご連絡を取りつつ、消費者被害に遭われた方々への対応を慎重に検討してまいりました。 https://t.co/AoyWMc7UU4
— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) September 18, 2020
その結果「解散した政党支部で受けた献金について政治家個人が特定の団体・個人に寄附する行為は、どのような形式でも公職選挙法に違反する恐れがある」との東京都選挙管理員会の公式な見解が示され、政治家個人としての本件に対する適法かつ公平な対応に限界があることが法的に明らかになりました。
— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) September 18, 2020
このような事件になりましたことを大変、遺憾に感じますと同時に、消費者被害に遭われた多くの方々のことを胸に刻み、このような被害者を生まないための消費者保護行政推進の政治活動に一層の注力をしてまいります。
衆議院議員 柿沢未途 https://t.co/dORKGibQXP— 柿沢未途(衆議院議員) (@310kakizawa) September 18, 2020
逮捕されるまで説明責任から逃げてきた
柿沢氏は献金問題を2019年6月に報じられた際は返金を検討していると産経新聞の取材に答えている。
参考:柿沢議員側に1940万円 ジャパンライフが献金 – 産経ニュース
桜を見る会の一連の騒動で、2019年12月に再度ジャンライフ社が注目された際には、当サイトから返金の状況や意思について質問状を送ったが無回答であった。完全に取材拒否。
参考:取材拒否!柿沢未途議員 ジャパンライフからの献金1940万円についての質問をすべて無視、野党も追及せず放置
違法な収益から受け取った政治献金を、法律上の問題で返金できないのならば議員辞職しかないだろう。解散総選挙も迫ったこの時期の辞職ならさほど痛手を負うこともないだろうが、どこかでケジメをつけておくべきだ。
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