立憲・津村啓介議員が小川淳也議員を擁護「地元大財閥の御曹司に竹槍で挑んでいる小川淳也に小バカにした態度で接するのは僕は違うと思う」←やっぱり出自が基準
立憲民主党の津村啓介衆院議員は19日、同党の小川淳也議員が「人間は生い立ちと環境で決まる」として菅総理の生い立ちを国会で追及すると発言して批判されていることに対し「地元大財閥の御曹司に竹槍で挑んでいる小川淳也にそんな小バカにした態度で接するのは僕は違うと思います」と擁護した。
Epicaさん。
中央官僚としての約束されたキャリアを捨て、僕らの世代の時代的使命である政治システム改革に身体ごと飛び込み、地元大財閥の御曹司に竹槍で挑んでいる #小川淳也 にそんな小バカにした態度で接するのは僕は違うと思いますよ。
映画は観ましたか?#なぜ君は総理大臣になれないのか https://t.co/TGXiVQsSvp
— 津村啓介 (@Tsumura_Keisuke) September 18, 2020
小川淳也さんの出自発言。表現やTPOの適否についてはご本人の事後説明もあり、そこに尽きる。
他方労働者は労働者、若者は若者、女性は女性の権利を勝ち取ってきたのが社会進歩の歴史。
政治家二世でない小川さんや私は、その自分の出自・属性に当事者意識を持って挑戦してきた。
こだわりもある。 https://t.co/r8HQiXFtWx
— 津村啓介 (@Tsumura_Keisuke) September 19, 2020
出自で政治を語る愚かな発想
津村氏は小川氏が謝罪しているにもかかわらず、結局は与党候補の出自や生い立ちを引き合いに出して政治信条を語る過ちを犯している。本人が自分の生い立ちに対して特別な思いを持って政治に反映させるのは自由だが、政治的に対立する相手を「地元大財閥の御曹司」などと表現して対比するのは適切な手法とは言えないだろう。
有権者にとっては「小川氏が財閥に竹槍で挑んでます」と言われても何の得にもならないし、そんな無謀な玉砕をされても税金の無駄でしかない。政治家ならば出自や生い立ちは関係なく結果で勝負して欲しいものだ。
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