取材レポート 立憲民主党新人の活動に見る離合集散政党の脆弱性【マガジン55号】


 3連休の3日目、21日に立憲民主党の広島2区新人・大井赤亥さんの街頭演説の取材に向かった。当日は岡山2区の津村啓介衆院議員が応援に駆け付けたが、日頃から野党に厳しい記事を書く筆者であるが快く受け入れくれ横川駅南口の演説を撮影させていただいた。

 横川駅の人出はそれなりに多いのだが、演説に人が集まることもなく状況はかなり苦しい。ただし、これはこの選挙区に限ったことではなく、それなりに知名度のある現職でも駅頭で足を止めてまで聞き入ることはほとんどない。それでも現職の津村議員は当選6回とあって、こういった状況でなにをすべきか熟知しており誰よりも早くビラ配りを始めた。

 知名度の低い新人にとってはマイクを使った演説よりも、有権者にビラを手渡しして顔と名前を覚えてもらうことが大切だ。自民党の一強を許している野党への不満や、離合集散を繰り返すことへの怒りをぶつけてくる人の声を聞き、それらの不満や怒りを国政に届ける約束をすることにこそ意味があり、すんなりと笑顔でビラを受け取る人がいくらいても票を増やすことにはつながらない。

離合集散を繰り返した野党の弱さ

 広島2区の過去3回の選挙結果を見ると、自民党の平口洋氏が民主党(希望の党)の松本大輔氏を引き離し比例復活すら許していない。この松本氏の後任に抜擢されたのが大井赤亥氏であるが、野党の支持率低下と知名度の低さでかなりの苦戦が予想される。

 大井氏は人柄も良く大学講師としての実績もあり人材としては申し分ない。この人物の強みをどれだけ有権者に伝えていくかが課題であるが、合流新党の最新支持率を見る限りでは大きな追い風が吹いているとは言えず、とにかく地道に街宣とビラ配りで訴えるしかない。

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