百田尚樹「今夜は元総理と会食」→立憲・塩村あやか「元総理のご病気と体調は大丈夫なのでしょうか」後を絶たない潰瘍性大腸炎への偏見

政治・社会

 作家の百田尚樹氏が29日、自身のツイッターで「今夜は元総理と元秘書官と有本香さんと会食。元総理が誰なのかは言えません」と投稿したことに対して、立憲民主党の塩村あやか参院議員が「元総理のご病気と体調は大丈夫なのでしょうか」と引用リプライで安倍前総理の辞任理由を意識したものと思われる投稿を行っている。


潰瘍性大腸炎に無理解な投稿

 塩村氏の投稿は、難病である潰瘍性大腸炎の再発兆候で辞任した安倍前総理の体調を気遣っているような文章であるが、安倍前総理の会食に対して「仮病説」を当てつけた嫌味のようにもとれる。

 安倍前総理の辞任理由は一期目の辞任の原因にもなった難病「潰瘍性大腸炎」の再発兆候である。差し迫って入院が必要な状態ではないが、再発し薬が効かなくなるなど悪化した場合の政治への影響を考えて早期に後任を決めることを優先したものだ。こういった経緯を無視した政治家らの言説が、病状に波のある潰瘍性大腸炎の患者が会食などの食事が全くできないかのような誤解を生んでいる。こういった無理解は「仮病説」「堕落説」などに繋がり、一般の患者も苦しんでいる。

 安倍前総理の辞任以降にこういったSNS上の無理解投稿が相次ぎ、全国のIBD(炎症性腸疾患)患者会の集まり「NPO法人 IBDネットワーク」が9月6日に声明を発表している。
最近のSNS等での無理解な言動に声明【PDF】2020.09.06

 当事者団体が声を上げても、これまで反安倍を標榜してきた人たちは意図的に無視しているのかと疑うほどに酷い投稿を未だに繰り返している。塩村氏のような通常時の会食まで疑問視するような投稿が、ここで指摘されている“無理解"であることに気が付くべきだ。同党の石垣のりこ参院議員の暴言の反省など、この党の人達には無いのだろうか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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