学術会議の任命見送りに山梨県知事「今回の対応は正しかった」宇都宮健児氏の見解には「この方、ホントに法律家?」
政治・社会
日本学術会議の推薦に対して6名が任命を見送られた件について、山梨県の長崎幸太郎知事は13日の会見で「今回の対応は正しかった」と述べ、菅総理の対応に理解を示した。
学術会議任命見送り「正しい」 山梨知事、民主的コントロール指摘 – 産経ニュース
長崎氏は「公務員の選定は(憲法上)国民固有の権利。特別職国家公務員である会員の選任が、民主的コントロールの及ばない範囲で継続して行われるのはいかがなものかと思う」と指摘した。民主的コントロールについて「国会によって選ばれた首相、内閣が制御するのはあり得るべきだ。今までが間違っていた」との見解を示した。
宇都宮健児に「ホントに法律家?」
長崎幸太郎知事は、日本学術会議の問題が取り沙汰された当初から、任命見送りに理解を示していたようだ。元・日弁連会長の宇都宮健児氏が「天皇に内閣総理大臣の任命権はあるが任命拒否権はないのと同じ考えである」と発言したことに対しては「この方、本当に法律家?」と疑問を呈していた。
これは違うよね。民主的コントロールの方向性が「天皇による総理大臣の任命」と「総理大臣による学術会議メンバーの任命」とでは逆。この方、ホントに法律家? https://t.co/1AY3cU3lUQ
— 長崎幸太郎 (@kotaro_nagasaki) October 4, 2020
長崎幸太郎知事は52歳と若いが、30代から同じ自民党の堀内光雄氏と衆議院山梨県第1区で激しい選挙戦を戦った猛者である。途中、無所属となりながら当選3回を果たし、2017年には堀内光雄氏の長男嫁である堀内詔子氏と争い、選挙で勝った方が自民党の追加公認を受けるという条件で戦い僅差で敗れたが、2019年の山梨県知事選に挑戦し見事当選を果たし現在に至る。
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