【動画】加藤官房長官「鬼滅の刃はテレビで見た、進撃の巨人は全巻通して読んだ」コロナ禍での映画大ヒットに注目

政治・社会

 加藤勝信官房長官は20日午前の記者会見で、アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」が大ヒットとなっていることについて聞かれ「コロナ禍における映画産業に大変大きな貢献をしている」と評価した。また、鬼滅の刃をはじめ日本のアニメに関心はあるかとの問いには「先日、テレビで放映されているのを見た。また、進撃の巨人は全巻通じて読んでいるところであります」と笑顔で答えた。

芸能人の過剰なプッシュで醒める人も

 アニメ「鬼滅の刃」は映画のヒットでだけではなく、原作コミックスの爆発的な人気がテレビなどメディアで大きく取り上げられ、関連グッズの売り上げも好調だ。大手コンビニエンスストアでのキャンペーングッズなどにも人気が集まり全体での経済効果は計り知れないものとなっている。

 今回の映画「鬼滅の刃 無限列車編」も1年前から注目され、ユーチューブで公開されていた予告特報第二弾は2600万回再生を超えている。そのほかの予告も1000万回再生を超えるなど注目度が高かった。

 ブームが過熱する一方で、芸能人らのプッシュと煽りが激しすぎて素直に楽しめないという声もある。筆者もネットでの評判を受けてアニメ版を視聴したが、とにかく面白いという事前情報が邪魔をして那田蜘蛛山の父鬼と出会ったところで挫折してしまった。聞くところによると「ここから面白くなる」とのことで、その盛り上がりのまま物語は今回の映画に繋がるという。

 芸能人らの過剰な煽りを無視すれば、ムリな後付け設定のない確固たる世界観とストーリーで楽しめそうだ。海外ドラマの「24」でも芸能人の不自然なプッシュで反感を持ち食わず嫌いとなっていたが、しばらくして落ち着いて見るとドハマりしたのを思い出す。

 いずれにしてもコロナ禍で低迷する経済を刺激する好材料であることは間違いない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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