抱きつき共産党「岡崎市長選、共産党が自主支援した新人が自公立国推薦の現職を破り初当選」→事務所に与野党議員の為書、維新やれいわ新選組が応援するも共産党は何もしていない?

政治・社会

 18日に投開票が行われた岡崎市長選について、日本共産党の機関紙しんぶん赤旗は20日「日本共産党が自主支援した無所属新人が現職を大差で破り初当選した」と、あたかも自民、公明、立憲、国民推薦の現職に共産党の支援で勝利したかのように伝えている。

愛知・岡崎市長に中根氏/初当選 大差で現職破る/共産党が自主支援
 愛知県岡崎市長選が18日投開票され、日本共産党が自主支援した無所属新人の中根康浩氏(58)が、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党が推薦した現職の内田康宏氏(67)を3万票の大差で破り、初当選しました。

 当選した中根氏は政党からの支援は受けておらず完全無所属。これは共産党が勝手に党内部で支援を表明しただけの抱きつきだろう。

れいわ新選組や維新が支援、共産党は?

 中根氏は元民主党の衆院議員であったことから、選挙事務所には細野豪志衆院議員(自民会派)や重徳和彦衆院議員(立憲民主党)からの為書が掲示されていた。

 自主支援という形であれば、れいわ新選組愛知も支援していたようで、事務所には元衆院議員でれいわ新選組の安井美沙子氏の為書も確認されている。中根氏のホームページでもれいわ関係者や市議選候補が紹介されており、相思相愛の関係のようだ。

 応援演説でも中根氏のホームページで公開されているのは元民主党衆院議員で明石市の泉房穂市長や日本維新の会の岬真紀・愛知選挙区支部長となっている。

 このように、政党の推薦や支援に関わらずそれぞれが入り乱れる形での選挙戦であったようだ。だが、そこに日本共産党の名前はどこにも出てこず支援したというのは極めて疑わしい。
 勝手に支援表明だけしておいて、当選後に抱きつかれるのは中根氏も迷惑だろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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