立憲・原口一博さん、菅総理のバイデン氏への祝辞に苦言「今の大統領はトランプ氏ですよ」→枝野代表も祝辞を投稿

政治・社会

 開票が続くアメリカ大統領選挙は日本時間8日早朝、民主党候補のバイデン氏が選挙人の過半数を獲得する見込みとなり勝利宣言を行った。これを受けて菅義偉総理はツイッターで、バイデン氏と初の女性副大統領となるカマラ・ハリス氏に祝辞を投稿した。

しかし、この投稿に立憲民主党の原口一博衆院議員は「今の大統領は、トランプ氏ですよ」と指摘し「誰がこのツィートを総理にさせたのですか?ご自身ですか?」と追及する引用リプライを投稿した。


枝野代表も祝辞をツイート

 実は菅総理の投稿には「大統領選」「当選」という言葉が使われていない。あくまで現時点では開票中で就任もしておらず、来年1月まではトランプ氏が大統領として執務することへの配慮だろう。

 原口氏は政府を代表したと思われる投稿に苦言を呈しているようだが、重要な同盟国の次期大統領となる公算の高いバイデン氏を完全に無視するのも儀礼上の問題があるだろう。

 また、政府ではないにしても総選挙では次期総理大臣候補として戦う野党第一党の枝野幸男代表も祝辞をツイッターに投稿しており、菅総理に難癖を付けるならこちらも指摘するべきだ。枝野氏の投稿には「次期大統領」「勝利宣言」とはっきりと書かれている。


 幹事長も次期大統領と認める投稿をしている。


 おそらく原口氏は、政府と野党は違うと言うのだろうが、そういう言い訳を繰り返す政党に政権は任せることはできない。民主党政権は悪夢であったが、政権を取る前の民主党は「自分たちが政府ならどうするか」という視点があった。今の野党は永久に野党であるべく行動しか見られない。

 民主党政権では大臣まで務めた原口さんが、すっかりと万年野党に染まっているのは残念だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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