小泉進次郎環境大臣、週刊誌に盗撮されたうえ叩かれる「愛犬のオシッコを3回も放置した」「SPに息子を抱かせた」
20日発売の週刊誌『FRIDAY』(12月4日号)で小泉進次郎環境大臣が叩かれている。
夜の九時に乳児を連れて外食してただの、SPに息子を抱っこさせただの、愛犬のオシッコを放置したとか、もうなんでもいいから叩いてやろうとプライベートを盗撮する記者の姿を想像するとゾッとする。
進次郎&滝川クリステル 夜の散歩で愛犬オシッコ放置の一部始終 | FRIDAYデジタル
夫妻はそれぞれ赤ワインと白ワインを注文。水の入ったグラスを持ったSPと乾杯をして、遅めの夕食を始める。料理が運ばれてくると、息子をSPに預けて、小泉大臣はパスタを食べる。離乳食代わりなのだろうか、SPに抱かせた息子に食べさせるシーンもあった。パスタの次はステーキが運ばれ、夫妻はコース料理を堪能した。仕事とはいえ、夜遅くに大臣の外食に付き合わされるSPたちの胸中やいかに――。
(中略)
22時になると、一行は立ち上がり、店を後にした。愛犬は店内でよほど尿意を我慢していたのか、歩道で3回もオシッコ。小泉夫妻はそれを放置したまま、自宅へと帰っていったのだった。
プライベートを暴く週刊誌の悪習
愛犬のオシッコに水をかけずを放置したのは効果のほどに賛否あれどマナーに反すると思うが、そもそも相手が政治家だからといって家族との日常を盗撮して良いと思っているのだろうか?
大臣という要職に就く小泉氏が夜の9時に家族と食事をすることが問題とは思えないし、そこに乳児を連れてくることがなぜ批判の対象になるのか。SPに息子を抱っこさせたのも一時的なもので、使えるものは何でも使うだろうに。
しょうもない盗撮をしておいて「政治ジャーナリストの角谷浩一氏が眉をひそめてこう話す」とか、こういう場面で識者らしきもので権威付けして自分たちを正当化するのも週刊誌の悪い癖。
謎のポエム発言など政治家としての評価で批判の的になるのは仕方ないが、こうやってプライベートを盗撮して叩くのは卑劣だ。既存メディアもネットがどうのこうのと議論の的にする前に、写真週刊誌という害悪しかない媒体を滅ぼして見せてほしい。
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