いまさらテドロス、中国に「非常に失望した」新型コロナ発生源調査チームの専門家が中国に入国できず
WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長は5日、新型コロナウイルスの発生源などを調査するために中国に向かった国際的な調査チームの専門家が入国を認められなかったとして「非常に失望した」と述べ、中国側に調査の開始を強く要望したことを明かした。
WHO 新型コロナ発生源の調査で中国に入国できず 失望を表明 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
WHOは、新型コロナウイルスの発生源や感染拡大の初期に何が起きたのかを調べる国際的な専門家の調査チームを今週、中国に派遣するための調整を進めてきました。ところが5日の定例記者会見でテドロス事務局長は、調査チームの専門家2人が中国に向かったものの、中国の当局が入国に必要な手続きを終えておらず、入国できなかったと明らかにしました。
テドロス事務局長は「非常に失望した。2人はすでに中国に向かっていたし、ほかの専門家も最後の最後で渡航できなかった」と述べ、チームが速やかに入国し、調査を始められるよう中国側に強く要請したことを明らかにしました。
中国を擁護し甘やかしたテドロス
いまさらテドロスは何を言っているのか。昨年は中国の初動の遅れと情報発信に対する不信感が世界から批判された際に「発生を制御する中国の能力に自信を持っている」などと宣い、中国の逃げ切り工作に加担していたのは誰なのか?
ここにきて中国での感染拡大が隠しきれなくなり、中国側としても現段階での調査チーム入国は都合が悪いのだろう。冒頭のNHKの記事にも書かれているが、調査が進めば発生源が中国国内と確定するのは間違いなさそうだ。
WHO 新型コロナ発生源の調査で中国に入国できず 失望を表明 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
調査チームを率いるWHOの専門家、ベンエンバレク氏は先月、NHKのインタビューで、新型ウイルスは2013年に雲南省で見つかったウイルスに酷似していることから、論理的には中国で発生したと考えるのが妥当だという考えを示しています。
まあ、こうしている間にも中国は着々と隠蔽を進めているのだろう。中国という国が他の閉鎖的で未知な国と違って、積極的に外部に嘘を発信する国だということを甘く見たテドロスの失策だ。
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