日本で報道されない!アメリカ国務省「新型コロナ、武漢の研究所から流出した可能性示唆する情報入手」
政治・社会
アメリカ国務省は15日、2019年秋に武漢ウイルス研究所の複数の研究者が体調を崩し、新型コロナ感染症(COVID19)ないし季節性疾患(インフルエンザなど)の症状と一致するものだったという新たな情報を入手したことを発表した。
武漢研究所からウイルス流出示唆する新情報入手と米国-中国反発 – Bloomberg
同省によると、武漢で最初に新型コロナ発生が特定される前の2019年秋に武漢ウイルス研究所の複数の研究者が体調を崩し、症状は新型コロナ感染症(COVID19)ないし通常の季節性疾患と一致するものだったとの新たな情報を入手した。ただ同省はこの主張を裏付けるデータは公表しなかった。
(中略)
中国外務省の華春瑩報道官は北京で18日開いた定例記者会見で米国務省の発表に触れ、米国は「うそ」と「陰謀論」を拡散させていると主張、退任するポンペオ国務長官による「最後の狂気」だと述べた。
日本のマスコミは一斉にスルー
この話は昨年、新型コロナが世界中に蔓延していった時期にもネット上には流れていた。その際は「人工的に作られた」と一種の陰謀論的な話であったため専門家に否定されていた。今回の発表でも人工的に作られたという話ではないようだ。武漢の研究所起源とすれば、ここでの感染から自然に変異しながら現在に至るのだろう。
今回はアメリカ国務省の発表であるが、その証拠となるデータは公表されていない。相変わらず日本の報道機関は、こういった中国に不利になる情報は全力でスルーしている。GoToトラベルを巡っては根拠薄弱なまま「GoToで感染拡大」と連日報じていたのにだ。
中国側は当然のように反発し、「米国はうそと陰謀論を拡散している」と主張している。WHO(世界保健機構)の専門家チームが新型コロナの起源調査に中国入りしているが、一時は中国側が入国を拒否するなどのトラブルもあった。あの中国が素直に調査に協力するとも思えないが、どこまでチームが真相に近づくことができるか?今後に注目したい。
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