維新・足立康史議員「民主党時代にできた出来の悪い新型インフル特措法の大改正」「飲食店への補償的措置は立憲の政局的企てにより幻に終わる」

政治・社会

 日本維新の会の足立康史衆院議員は1日の内閣委員会で採決された新型インフルエンザ等特措法改正案に対する修正案の賛成討論のなかで「政府与党が民主党政権時代にできた出来の悪い新型インフル特措法の大改正に取り組まれたことを評価しています」と述べた。
 さらに足立氏は、維新が必要性を訴えてきた知事の休業要請等に応じた飲食店等事業者の経済的損失にかかる補償的措置については「維新の手柄になるような合意は認めないとする立憲民主党の、政局的企てによって幻に終わるなど残念な結果に終わりました」と立憲の対応を批判した。

感染拡大により政権転覆を狙う

 足立氏は29日の本会議でも他の野党の新型コロナ対応を批判している。新型コロナウイルス発生当初は桜を見る会やモリカケの追及に明け暮れ、コロナ対策を取り上げてこなかった蓮舫参院議員や野党代表らについて「彼ら彼女はなぜ、そうも偉そうな態度をとることができるのでしょうか?」と菅総理に質問する場面があった。

 とにかくコロナ発生当初の立憲民主党の緊張感のなさは救いようのないもので、国内で感染が拡がり始めても追及国会の姿勢を改めることなくコロナ対策の委員会審議を拒否して退席するなどしていた。それでいて国民の不安がピークに達すると急に「政府の対応が遅い」などと騒ぎだす恥知らず。

 感染が拡大し政権支持率が下がることを期待する不埒な考えは今でも見え隠れする。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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