【全音声公開】小西洋之「嘘でいいから」田島麻衣子の質問通告トラブルに小声で指示?田島「新しい秘書なんですよ」「答えられないものですか?」森ゆうこの傍若無人な振る舞いも
10日に開かれた参議院予算委員会で、立憲民主党の田島麻衣子議員の質問通告が平井卓也デジタル改革担当相に伝わっていなかったことで審議が一時中断するトラブルが発生した。その際に、同党の小西洋之議員が質問通告の有無について田島氏に「嘘でもいいから」と小声で進言していたことが話題となっている。
当サイトでは動画では聞き取れない発言前後の全音声を分析し、その内容を検証してみた。検証の結果、小西議員の発言以外に森ゆうこ野党筆頭理事が不遜な態度で与党理事に命令する発言や、田島麻衣子議員が新人秘書の責任であるかのような発言をしていたことがわかった。また与党筆頭理事の青木一彦議員(自民)が必死に森氏と田島氏を説得したり、新人秘書のせいにする田島氏を諫める発言も確認できた。
※動画中、平井デジタル改革担当相を誤って「IT担当」と誤記しています
目次
問題発言に至る全発言と流れ
田島氏の質問に対して平井大臣が「通告を受けていない」と答えたことでトラブルは始まっている。これに対して田島氏が「通告しましたよ」と反論し、森ゆうこ野党筆頭理事が青木一彦与党筆頭理事を委員長席へ呼び出して「通告してる」「ハイ、答えさせて、答えさせて」「虚偽答弁だよ」と不遜な態度で命令している。
口頭通告でないことを小西氏が確認
田島氏は「(質問通告)してます」と繰り返したていたが、小西洋之議員が田島氏の後ろから「紙は渡してる?」「口頭で?」と聞いたところ、田島氏は紙で質問通告を渡したと答えている。動画では発言者を(不明)としたが、おそらく「休憩」と繰り返し不規則発言しているのも小西氏である。
田島事務所の通告ミス疑惑が浮上
その後、田島氏が使っていた質問要旨の資料と、官僚に渡って作成された平井大臣の書類が違うのではないかと言う疑惑が浮上する。青木与党筆頭理事が官僚の持っていた書類と田島氏の書類を比べて結果、田島氏の書類にあった複数の質問が官僚に渡った書類には無いことが判明する。
小西氏が虚偽の証言を進言
田島氏は質問通告後に自分でメモを入れるための行間を空けてはいるが、質問の付け加えはしていないと主張した。これに対して青木筆頭理事が田島氏に資料の違いを指摘し始めると、後ろから小西氏が「口頭で、口頭で」と嘘の証言をするよう指示を始める。前述の通り、小西氏は田島氏が口頭ではなく書面で通告していることを確認していた。
説得により田島氏が齟齬を認める
田島氏は最終的な質問通告を「メールで送ってますね」と食い下がったが、青木与党筆頭理事は「ここでそれをやり取りしてもキリがない」「お互いに確認しましょうよ」と質疑再開を説得したが、森野党筆頭理事が納得せずさらに食い下がった。
青木与党筆頭理事は「どこかで齟齬があった可能性がある」として、双方どちらに非があったかは結論付けない見解を示し、これに田島氏も「私はそういうふうに理解していますね」と同調した。だが、ここから田島氏の問題発言が始まる。
田島氏の問題発言が始まる
田島氏は「ただ、答えられないものなんですか?」と、質問通告の必要性そのものに疑問を呈したのだ。しかし、田島氏の質問は集計の必要なもので通告なしには答弁が不可能なものだった。青木与党筆頭理事は「調べてないんだから。通告来てないんだもん」と説明したが田島氏は「ふーん」と不満げだ。
小西氏が官僚のミスを疑う野次
田島氏を説得した青木与党筆頭理事は再開を求めたが、森野党筆頭理事や立憲民主党議員らがまた不満を漏らし騒ぎ始め、小西氏は「48か所も間違うんだから信じられないよ」と法案の資料に誤字などがあったことを理由に、官僚のミスを疑うヤジを飛ばした。
田島氏が新人秘書のミスを疑い諫められる
納得しようとしない森野党筆頭理事の抵抗が続き、田島氏は再度「私は出したと思った」と主張をはじめ「新しい秘書なんですよね」と秘書の責任にしようとしたが、通告の書面に田島氏の名前があることを指摘される。ここで小西氏がまた「口頭で言ってるんでしょ?」と噓の証言を促し田島氏は「秘書が・・・」と答えた。これに対して青木野党筆頭理事は呆れたように「秘書さんとも先生も確認しないといけない」と諫めた。
小西氏が3度目の虚偽証言を指示
この直後に青木与党筆頭理事が田島氏のそばを離れるのだが、そのすきに小西氏が問題の「嘘でいいから、口頭で言った、って」と虚偽の証言を小声で進言する。田島氏は困惑したように「うふふ」と笑って無視しようとするが、さらに小西氏は「人の眼を見て嘘を吐く(一部不明瞭)」「必要のない嘘はつく必要はない」(訂正しました)とアドバイスしている。
問題点まとめ
最終的に委員長が「いいよもう、いいよ」と質疑再開を指示した。
平井大臣はあらためて「質問通告にはなかった」と答弁できない理由を説明したが、これに対して田島氏は何もなかったように質疑を続けている。
すべての音声を検証した結果、田島事務所が最終決定稿となる質問通告を送り忘れたか、修正前の質問通告を誤送信した可能性がある。又は官僚側がメールを見落としたかだ。
問題視された小西氏の発言「嘘でいいから」については、田島氏から口頭通告ではないことを確認しながら「口頭で」と虚偽の証言をして責任回避するよう求めていたことがわかる。
問題の全容が明らかになっていく一方で、森ゆうこ野党筆頭理事が態度を改めることなく不遜な態度をとり続けていることや、田島氏が新人秘書を疑う発言をしていたこともわかった。本来は立憲民主党の先輩議員が田島氏を指導しなければならないのだが、青木与党筆頭理事が繰り返し説明して田島氏に「先生も確認しないと」と社会人の基本のようなことまで言い聞かせていたことは興味深い。まるで子供と大人だ。
過去にも蓮舫議員がマイクを通さずに速記が止まった状態で自民党の女性議員を誹謗中傷していたことが音声解析で発覚したことがあったが、マイクを通さない発言を検証すると国会で野党がどれだけ横暴を働いているかよくわかる。
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