大荒れ!鈴木宗男「小西さんと森さんの発言は限度を超えてる」「深夜でも役所に電話、体調崩した」質疑が紛糾、小西氏は否定「感謝の言葉も受けている」

政治・社会



 18日の参議院予算委員会で、日本維新の会の鈴木宗男議員が「小西洋之議員が田島議員に、嘘でもいいから口頭で通告したと言えばいい、という発言がありました」と指摘し、委員長に見解を質した。委員長は動画を確認していないとして回答を避けたが、さらに鈴木氏は「武田大臣に森ゆうこ議員は嘘つき呼ばわりしています」と述べた。

 鈴木氏はこれが国会法119条と参議院規則207条に反していると指摘したが委員会は紛糾、理事らが協議し白真勲理事は「反論権が無い」として野党理事に抗議をした。
 協議によって一旦は落ち着いたが鈴木氏はさらに「小西さんと森さんの発言は現度を越している」と追及を再開し「小西議員は深夜でも役所に電話する。迷惑している」「(官僚が)体調を崩したという情報も寄せられている」と述べた。これにより再び委員会は紛糾し、小西氏は鈴木氏の発言について「確認すればわかる」と否定した。

官僚の体調不良、小西氏は否定

 予算委員会での小西氏と森氏の発言や態度については以前から批判が多く、小西氏の「嘘でいいから」発言は参議院の公式動画に記録が残っているにもかかわらず、森氏が委員会中に「ディープフェイク」と否定するなど、やりたい放題だ。

 一方で問題となっているのは鈴木氏が発した「深夜の電話」と、官僚の体調不良が小西氏に原因があるととれる発言だ。委員会中継だけを見ると、小西氏がやけに具体的な否定をして不自然に映るが、実は数日前にメディアから問い合わせ受けており、小西氏が担当課長らに確認し、総務省側からも事実無根との回答を得ていたようだ。


 鈴木氏の発言がこの件を指したものとは断定できないが、おそらく他に体調不良で休んだ官僚はおらず、メディアから問い合わせを受けている小西氏には何を指していたか分かったのだ。
※おそらく新潮の最新号「立民エース“猛烈”講義」がそれ

 新潮の記事はウェブ版に今のところ未掲載であり内容は控えるが、小西氏の「嘘でいいから」の問題と総務省担当課長の体調不良の問題は別々のものとして見る必要がありそうだ。いずれにしても、鈴木氏の発言を否定する小西氏のヤジも褒められたものではなく、それぞれが議員として品位ある行動を取って欲しい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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