立憲議員「日本は拉致加害国」拉致問題を引き合いに暴言→茂木大臣が激怒「あれだけの非道と同列に語るな」
政治・社会
立憲民主党の山川百合子衆院議員が7日の外務委員会で、国際結婚の破綻で相手の同意なく日本に子供を連れ帰る問題で「日本は拉致加害国との指摘がある」としたうえで「北朝鮮による拉致被害を国際世論を動かすことで解決しようとしている我が国にとっては見過ごしていい指摘ではない」と北朝鮮による拉致問題を引き合いに出した。
これに対して茂木敏充外務大臣は「小さな子供たちを勝手に連れ去って親と引き離し何十年もそのままにしている。こういう拉致問題と同列に語られるものでは全くない」と怒りを露にした。答弁後も怒りが収まらない様子で、山川氏の方を何度も凝視していた。
悪意がなくても認識は問われる
山川氏は悪意なく発言しているようだが、国際結婚の破綻で子供を日本に連れ帰ることと、他国の工作機関によって誘拐される拉致問題を同列に考えているなら大間違いだ。
新しい立憲民主党には松原仁衆院議員が入党し、拉致問題対策本部の顧問に就任したことで活動が活発化することが期待されるが、山川氏のような認識の議員を教育する必要もありそうだ。
悪意が無かったとはいえ、拉致被害者家族の心を深く傷つける暴言であり、立憲民主党内での拉致問題に対する認識を疑われかねない。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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