NHK、海外向け報道で処理水を「放射能汚染水」としていたことを釈明「誤解を与えかねないと指摘を受けた。今後は処理水とする」

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 NHK海外放送が、東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する政府方針を「放射能汚染水の海洋放出」と報じていた問題で、「水が処理されずそのまま放出されるような誤解を与えかねない表現があるとの指摘を受けた」として、今後は『処理水』と表現すると釈明した。

NHK海外放送、処理水報道で釈明 「処理されず放出される誤解と指摘」 – 産経ニュース
(前略)9日付のインターネット記事について「水が処理されずそのまま放出されるような誤解を与えかねない表現があるとの指摘を受けた。今後は海洋に放出する水については処理されることを明確にするため『treated water』(処理水)とする」と釈明した。

 NHK海外放送は9日、「Japan’s leaders have decided to release the radioactive water into the ocean」(日本の政府首脳は放射能汚染水の海洋放出を決めた)と報じていた。(後略)

説明不十分、誰が報じたのか?

 日本向けには『処理水』としておいて海外向けに『放射能汚染水』とすることは「誤解」ではなく、誤報・捏造の類である。海洋放出する処理水を「放射能汚染水」としたことに悪意が無いとすれば、処理される前の水をどう表現するつもりだったのか。

 バレないだろうと思って海外向けに日本下げの記事を配信していたとしか思えない。これは、かつて毎日新聞が海外向け報道で日本の女性が低俗であるかのような虚偽情報を配信していた問題と重なる。

 オリンピックを前に海外からの反発を煽ろうとする意図も感じられ、公共放送として内部でどのような人物がこういった誤った報道に携わっていたのか明確にするべきだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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