維新・やながせ裕文議員「訪問員がNHKのブランドを棄損、無理矢理に家に入る、払うまで帰らない」
政治・社会
日本維新の会の柳ケ瀬裕文参院議員は1日の総務委員会で、NHKの前田晃伸会長がこれまでの訪問営業のスタイルを見直す方針を示したことを「大英断」と評価し、訪問営業の経費削減だけでなく年間3万件もあったクレームも決断の要因であったのかを前田会長に質した。
前田会長は「放送サービスに対する信頼を得たうえで受信料をお支払いいただく原点に立ち返った方がいいのではないか」と述べた。また、これまで1億3千万回もの訪問を行い、年間経費が300億円もかかり費用対効果も悪いとの理由も説明した。
柳ケ瀬議員はこれに対して「訪問営業がNHKのブランドを棄損した」「無理矢理に家に入ってくる」「一人暮らしで、払うまで帰ってくれない」とNHK訪問員の問題点を指摘し、以降も訪問営業の見直し方針を変えないよう求めた。
非効率な訪問営業スタイル
NHKの前田会長は昨年の12月定例会見で、これまでの訪問営業スタイルを全面的に見直す方針を表明していた。新型コロナウイルスの影響で2020年上半期に訪問営業を全面的に停止したところ、クレームがほとんどなくなったという。
経費やクレーム対応の手間を考えると、訪問で契約する金額に対して費用対効果が極めて低いこともわかり、コロナ禍が収束してもこれまでのスタイルに戻すのは得策でないと判断したようだ。
訪問営業を見直すと言っても完全に訪問が無くなるわけではなく、これまで評判の悪かった契約業者が形を変えてトラブルを引き起こす懸念は拭えない。いまどき昭和の押し売りみたいな手法を取っているのはNHKくらいであり、もうやめた方がいいだろう。
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