立憲・川内博史議員が天皇陛下の政治利用「陛下が開会式で「大会の中止」を宣言されるしか、最早止める手立ては無い」
政治・社会
立憲民主党の川内博史衆院議員が21日、東京オリンピック開催を巡り天皇陛下を政治利用するツイッター投稿を行い批判が殺到している。川内氏は五輪中止の策として「陛下が開会式で「大会の中止」を宣言されるしか、最早止める手立ては無い」と投稿している。
陛下が開会式で「大会の中止」を宣言されるしか、最早止める手立ては無い。
— 川内 博史 (@kawauchihiroshi) July 20, 2021
過去例にない露骨な政治利用
天皇の政治利用に関しては2009年の民主党政権発足時、次期国家主席と目される習近平副主席(当時)と天皇陛下の会見を小沢一郎が強硬に要求して大問題となっている。
最近では宮内庁長官が「拝察」として天皇陛下が五輪開催を懸念されているという趣旨の発言をしたが、天皇陛下がそのような発言をしたわけではなく長官の私見であった。
今回の川内氏の投稿は、過去に例がないほどの露骨さである。これまで「天皇の政治利用にあたるのではないか」と懸念され議論となったことは何度もあったが、政治的判断を明確に天皇陛下に求めた例は見当たらない。今後、この投稿を撤回したとしても許される問題ではなく、議員辞職と次期衆院選辞退も視野に入れた立憲民主党の対応が待たれる。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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