【動画】立憲・福山幹事長、本多平直の問題を問われ「もう離党した。細かいことに言及する必要ある?説明が必要でしょうか?」

政治・社会



 立憲民主党の福山哲郎幹事長は27日の定例会見で、未成年との同意性交についての発言が問題視された本多平直議員が離党届を出した経緯を説明した。
 冒頭で福山幹事長はお詫びをして頭を下げたが、本多氏が6月7日に厳重注意された際、本多氏は記者会見での説明を望んだが福山幹事長に強く止められ、お詫びと撤回のコメントを出すよう提案され、やむを得ず了承したと訴えている件について事実関係と理由を記者から問われた際には「もう離党されたので私がその細かいことに言及する必要がありますでしょうか?」と回答を拒否し、食い下がる記者に「いやいや、だから離党された本多さんの意見書のやり取りに対して私が、あえて説明したり反論をしたりすることが必要でしょうか?」と苛立ちを見せた。

離党届の受理で処分不要にした

 本多氏は徹底抗戦するものと思われたが、産経新聞に続報として致命的な発言を報じられ仮に弁明が通って処分が軽減されたとしても党内からの反発が止むことは無いと判断したのだろう。
一方で、厳罰処分が下ったとしてもそれに反発する勢力も党内には存在し、執行部としては本多氏の離党届を速やかに受理することで処分不要とする判断を行っている。一見、両派に配慮した妥協とも思えるが、おそらく両派からさらに強い反発を食らうことになるだろう。会見のネット中継でのコメント欄には「寺田学を処分しろ」という声が多数寄せられ立憲民主党への不満が爆発していた。

 本多氏は比例復活であったことからこのまま議員辞職する意向を示しているが、次期衆院選で北海道4区に無所属出馬すればまた一波乱ありそうだ。北海道4区には本多氏の問題が起きてから共産党が候補者を擁立することを発表している。党が分裂するほどの騒動にはならないと思われるが、党サポーターや野党共闘支持者からは強い反発がすでに起きており、選挙への影響は少なからずあるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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