立憲・生方幸夫氏が議員辞職 拉致問題発言で公認を見送られ事実上のクビ

政治・社会



 北朝鮮による拉致問に関して「(横田めぐみさんは)生きていない、自民党議員も拉致生存者はいると思っていない」などと発言して、厳重注意を受けていた立憲民主党の生方幸夫衆院議員(千葉6区)が、衆院選の公認を辞退し出馬も取りやめる意向であることがわかった。
 議員辞職の意向も示しているようだが、14日の解散が決まっていることから辞職願は提出せず"不出馬"という形で自動的に失職するものと見られる。
追記:マスコミ取材に対して「出馬しないとは言ってない」と出馬に含み

立民・生方氏が衆院選公認辞退 拉致被害者発言で – 産経ニュース
立民は12日の党会合で、衆院選に選挙区から出馬する公認候補214人を決定したが、生方氏の公認は見送った。福山哲郎幹事長は記者会見で、追加公認も含めて難しいとの考えを生方氏に伝えたことを明らかにした。

これまで放置された認識の問題

 身内に甘い立憲民主党としては珍しく"一発退場"に近い対応だ。衆院選が目前でなければ除籍も検討されはずだ。

 ただし、これは生方氏だけの問題で済まされる話ではなく発言があった9月に市民フォーラムには現職の松戸市議なども出席しており、その場にいた関係者らからの党への報告がないまま、2週間も経って救う会と家族会からの指摘で党本部が初めて知ったというのはお粗末すぎる。

 外部からの指摘がなければ、このような発言が容認されるという党全体の体質に問題がある。

関連:立憲・生方幸夫議員「(横田めぐみさんは)生きていない、自民党議員も拉致生存者はいると思っていない」救う会が抗議声明
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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