【動画】福山幹事長「玉木代表の元秘書で旧知の仲だから」対立候補の実家を突撃した小川淳也議員を処分せず

政治・社会



 立憲民主党の福山哲郎幹事長は12日の定例会見で、小川淳也衆院議員(香川1区)が日本維新の会から出馬する対立候補の実家を訪れ、家族に辞退を求めていた問題について、候補者が国民民主党の玉木雄一郎代表の元秘書で、小川氏と旧知の仲だったとして処分をしない考えを示した。

現職による看過できない圧力

 予定候補者の不適切投稿、現職議員の拉致問題発言と不祥事続きの立憲民主党であるが、どうも処分の基準がブレブレでよくわからない。小川氏の問題は、友党関係に無い他党の候補者擁立に圧力をかけるという重大事案であるが、家族まで狙って「旧知の仲」という言い訳は筋が通らない。

 全くお門違いな候補者調整をSNS動画で訴え、維新の代議士会に乱入して馬場幹事長に泣きつくなど常識では考えられない。それだけでも除籍に値するのに、相手の実家にまで押しかけていたとは呆れる。

 いくら相手が玉木代表の元秘書だからと言って、小川氏と直接的に関わっていたわけではない。元同僚の元秘書だったというだけで、実家にまで押しかけられて立候補する権利にまで圧力をかけるのは常軌を逸している。

 まあ、不祥事で除籍にしていたら現職が一人も残らないくらい問題の多い党だけに、数の勘定だけで処分するかしないかを決めているのだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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