外国人にも住民投票権 松下玲子市長が反対派の国会議員らを名指しで批判するツイート!返信不可能設定で言いたい放題、さらに不安に
政治・社会
在留期間などに関わらず外国人にも日本人と同条件で住民投票権を与える条例案を上程する東京都・武蔵野市の松下玲子市長が18日、条例を危惧し反対の意思を表明している複数の国会議員や市長選を戦った前市議の女性を名指しで批判するツイッター投稿を行った。
明日から武蔵野市議会第四回定例会が始まります。提出予定である、武蔵野市住民投票条例案について、(代表者を選ぶ)選挙権である、市議会に議案上程が出来る、日本の未来を変えようとされる、憲法違反であるなどと、事実とは全く異なる内容が広められ、不安を煽られていることが残念でなりません。
— 松下玲子 (@matsushitareiko) November 18, 2021
意見できるのは好意的アカウントのみ
松下市長は5回に渡り反対派を批判する投稿を行っているが、いずれもフォローしているアカウント以外は返信できないように設定されていた。10月3日に投開票が行われた市長選では、選挙公報のなかで条例案に触れられておらず有権者への周知が不十分との指摘もあるなかで、反論を封じた状態で一方的に持論を展開する市長のやり方が、更なる条例への不信感につながっている。
必要に応じブロック機能の使用を予告し、ツイッターでは「@ツイートしたユーザーのみ」を選択すればすべてのコメントが制限できる機能もあるが、あえてそれを選択せず以前から松下市長がフォローしていた好意的なアカウントのみコメント可能という不公平な対応にも疑問が残る。
市民の意見を封じるようなやり方で、一方的に市長の言い分だけが流れてくるようでは不安も広がる一方だろう。
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